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平成13年 3月定例会(第1号 3月 2日)

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  1. 田辺市議会 2001-03-02
    平成13年 3月定例会(第1号 3月 2日)


    取得元: 田辺市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-20
    平成13年 3月定例会(第1号 3月 2日)             田辺市議会3月定例会会議録             平成13年3月2日(金曜日)             ────────────────   平成13年3月2日(金)午前10時開会  第 1 会議録署名議員の指名  第 2 会期の決定  第 3 2定報告第 1号 専決処分事項について  第 4 2定議案第 1号 工事請負契約の締結について  第 5 2定議案第 2号 田辺市営住宅の家賃等の滞納に係る民事調停の申立てにつ               いて  第 6 2定議案第 3号 損害賠償の額の決定及び和解について  第 7 2定議案第 4号 市道路線の認定について  第 8 2定議案第 5号 市道路線の変更について  第 9 2定議案第 6号 平成12年度田辺市一般会計補正予算(第10号)  第10 2定議案第 7号 平成12年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算               (第4号)  第11 2定議案第 8号 平成12年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計補正予算              (第1号)  第12 2定議案第 9号 田辺市老人医療費の支給に関する条例の一部改正について
     第13 2定議案第10号 平成12年度田辺市老人保健特別会計補正予算(第3号)  第14 2定議案第11号 平成12年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算               (第3号)  第15 2定議案第12号 平成12年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第4号)  第16 2定議案第13号 平成12年度田辺市水道事業会計補正予算(第3号)  第17 2定報告第 2号 平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更につ               いて  第18 2定議案第14号 田辺市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について  第19 2定議案第15号 市長、助役及び収入役の給与に関する条例及び田辺市教育               委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改               正について  第20 2定議案第16号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につ               いて  第21 2定議案第17号 田辺市漁港管理条例の一部改正について  第22 2定議案第18号 田辺都市計画事業に係る銀座地区土地区画整理事業施行規               程及び田辺都市計画事業に係るアオイ地区土地区画整理事               業施行規程の一部改正について  第23 2定議案第19号 田辺市立小学校、中学校設置及び管理条例の一部改正につ               いて  第24 2定議案第20号 田辺市立学校給食共同調理場設置及び管理条例の一部改正               について  第25 2定議案第21号 田辺市文化財保護条例の一部改正について  第26 2定議案第22号 岩間町及び白滝村との友好都市提携について  第27 2定議案第23号 平成13年度田辺市一般会計予算  第28 2定議案第24号 平成13年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計予算  第29 2定議案第25号 平成13年度田辺市簡易水道事業特別会計予算  第30 2定議案第26号 平成13年度田辺市交通災害共済事業特別会計予算  第31 2定議案第27号 平成13年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計               予算  第32 2定議案第28号 平成13年度田辺市老人保健特別会計予算  第33 2定議案第29号 平成13年度田辺市農業集落排水事業特別会計予算  第34 2定議案第30号 平成13年度田辺市駐車場事業特別会計予算  第35 2定議案第31号 平成13年度田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算  第36 2定議案第32号 田辺市介護保険条例の一部改正について  第37 2定議案第33号 平成13年度田辺市介護保険特別会計予算  第38 2定議案第34号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について  第39 2定議案第35号 平成13年度田辺市国民健康保険事業特別会計予算  第40 2定議案第36号 田辺市特別会計条例の一部改正について  第41 2定議案第37号 平成13年度田辺市文里港整備事業特別会計予算  第42 2定議案第38号 平成13年度田辺市水道事業会計予算  第43 2定報告第 3号 平成13年度田辺市土地開発公社の事業の計画について  第44 2定報告第 4号 平成13年度財団法人田辺市社会教育振興会の事業の計画               について  第45 2定報告第 5号 平成13年度財団法人紀南文化会館の事業の計画について              ──────────────── 〇会議に付した事件  日程第1から日程第45まで             ──────────────── 〇議員定数 20名 〇欠  員  0名             ──────────────── 〇出席議員             議席番号   氏   名              1番  田 中 康 雄 君              2番  芝 峰   進 君              3番  鈴 木 太 雄 君              4番  大久保 尚 洋 君              5番  棒 引 昭 治 君              6番  高 垣 幸 司 君              7番  家根谷   覚 君              8番  天 野 正 一 君              9番  浅 山   勉 君             10番  山 本 紳 次 君             11番  初 山 丈 夫 君             12番  山 口   進 君             13番  宮 田 政 敏 君             14番  松 本 定 市 君             15番  大 倉 勝 行 君             16番  八 山 祐 三 君             17番  森   哲 男 君             18番  青 木 伸 夫 君             19番  稲 沢 勝 男 君             20番  熊 野 芳 和 君             ──────────────── 〇欠席議員  なし             ──────────────── 〇説明のため出席したもの             職  名       氏     名            市    長     脇 中   孝 君            助    役     鈴 木 信 行 君            収入役        柴 田   修 君            教育長        角   莊 三 君            水道事業管理者    弘 末   勉 君            企画部長       杉 坂 繁 一 君            人権推進課長     福 田 安 雄 君            市史編さん室長    三 谷 典 史 君            総務部長       室 井 修 一 君            財政課長       山 崎 清 弘 君            税務課長       川 端 清 司 君            市民課長       津葉井   宏 君            保健福祉部長     田 中   憲 君            理    事     山 本   守 君            やすらぎ対策課長   福 田 徳 一 君            経済部長       平 本 寿 男 君            農林課参事      大 木 正 利 君            建設部長       高 橋 進 一 君            理    事     桐 本 崇 生 君            理    事     坂 口 唯 之 君            業務課長       瀬 嶋 善 一 君            消防長        砂 野 啓 三 君
               教育次長       藤 畑 富三郎 君            教育委員会総務課長  栗 山   廣 君            理    事     矢 倉 靖 彦 君             ────────────── 〇出席事務局職員            議会事務局長     木 村 一 美            議会事務局次長    福 井 量 規            議会事務局主任    中 田 信 男            議会事務局主査    岡 野 哲 士            議会事務局主査    前 溝 浩 志 開 会 ○議長(森 哲男君)    それでは、地方自治法第113条の規定による定足数がありますので、ただいまから本日招集の平成13年第2回田辺市議会定例会を開会いたします。               (午前10時02分)             ──────────────── ◎市長招集あいさつ ○議長(森 哲男君)    日程に入るに先立ち、市長から本定例会招集のあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、脇中孝君。              (市長 脇中 孝君 登壇) ○市長(脇中 孝君)    おはようございます。本日、3月定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、大変ご多用のところご出席をいただき、誠にありがとうございます。  早いもので、今年も3月に入り、朝晩の冷え込みにはいまだ厳しいものがございますものの、ここ数日来、日差しはすっかり春めいてまいりました。さて、平成12年度もいよいよ残すところ1カ月足らずとなってまいりましたが、年明け早々に公民館担当職員の不祥事という誠に不名誉な、また遺憾きわまりない事件によって、議員並びに市民の皆様方に大変なご迷惑をおかけし、ようやく取り戻しつつあった行政への信頼を再び大きく失墜させるに至ったその事の重大さを考えますとき、市民の皆様方に対する誠に申し訳ないという気持ちと過去への教訓を生かして、不祥事を未然に防ぐことができなかったことへの悔しい思いが、今なお込み上げてまいります。  今回、発生した不祥事を厳粛に受け止め、当事者並びに関係職員に対しては、厳しい処分を行うとともに、全職員に対して、今一度公僕としての立場をわきまえ、公務員としての自覚の下に、自らを律するよう厳しく訓戒を行い、また、私を含めまして管理監督する立場にある特別職につきましても相応の処分をすべく、今議会にその旨、上程させていただいております。  しかしながら、いかなる厳しい処分をもってしても、そのことによって、事実をぬぐい去ることなどできるものではございませんし、また、私たちはこの不名誉を後々への戒めとして、しっかりと記憶に刻み、職員一人ひとりが自戒と反省の上に立ち、自らの行動をもって信頼回復に努めていくほかございません。  21世紀の始まりの年とも言える平成13年度の当初予算ほかを提案させていただく本議会の冒頭に、こうした不名誉な話を申し上げるのは、決して本意ではございませんが、信頼回復に向けた熱意と責任ある行動一つひとつの積み重ねが、市民の皆さんと行政とのこれまで以上の関係の醸成につながってまいりますことを固く信じて、残された約1年の任期はもとより、自らの力の続く限り、これからも市政発展と市民生活の向上のため、職員共々一丸となってまい進してまいる覚悟でございますので、議員各位におかれましては、今後とも変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げます。  さて、本議会におきましては、平成13年度当初の一般会計並びにその他会計の予算案のほか、現年度補正予算案7件、条例等の制定及び一部改正に関するもの12件、その他議案に関するもの6件、報告事項5件についてご審議をお願いするものでございます。議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。  ありがとうございました。              (市長 脇中 孝君 降壇) 開 議 ○議長(森 哲男君)    それでは、お手元に配付の日程により、本日の会議を開きます。               (午前10時07分)             ──────────────── ◎諸般の報告 ○議長(森 哲男君)    この場合、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。  議会事務局長、木村一美君。            (議会事務局長 木村一美君 登壇) ○議会事務局長(木村一美君)    報告申し上げます。  去る2月23日付、田総第703号をもって市長から本定例会に提出の案件として、2定議案第1号 工事請負契約の締結について等、議案38件及び2定報告第1号 専決処分事項について等、報告案件5件並びに議案参考資料の送付がありました。いずれもお手元に配付しております。  以上であります。            (議会事務局長 木村一美君 降壇) ○議長(森 哲男君)    それでは、日程に入ります。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(森 哲男君)    日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第82条の規定により、本定例会の会議録署名人として、2番 芝峰 進君、3番 鈴木太雄君、4番 大久保尚洋君、以上3人の諸君を、また会議録署名議員の予備議員として、5番 棒引昭治君、6番 高垣幸司君、以上2人の諸君を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(森 哲男君)    続いて、日程第2 会期の決定を上程いたします。  この場合、お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から3月27日までの26日間と決定いたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から3月27日までの26日間と決定いたしました。 ◎日程第3 2定報告第1号 専決処分事項についてから  日程第17 2定報告第2号 平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更についてまで一括上程 ○議長(森 哲男君)    続いて、日程第3 2定報告第1号 専決処分事項についてから、日程第17 2定報告第2号 平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更についてまで、以上15件を一括上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、脇中孝君。              (市長 脇中 孝君 登壇) ○市長(脇中 孝君)    提案説明を申し上げます。  ただいま上程されました議案は、専決処分報告1件、条例に関するもの1件、予算に関するもの7件、その他6件でございまして、その概要についてご説明申し上げます。  まず、報告第1号 専決処分事項についてでありますが、平成12年度田辺市一般会計補正予算(第9号)につきましては、平成13年度において実施予定の情報通信技術講習事業で使用するパソコンの購入費用等を専決処分により補正したものであります。  議案第1号 工事請負契約の締結については、御所谷地区改良住宅建築工事請負契約の締結について、議案第2号 田辺市営住宅の家賃等の滞納に係る民事調停の申立てについては、市営住宅の家賃及び駐車場使用料の滞納者に対し、当該滞納家賃等の支払いを求める民事調停法に基づく調停の申立てをするため、それぞれ議決をお願いするものであります。  議案第3号 損害賠償の額の決定及び和解については交通事故に係る損害賠償について、議案第4号 市道路線の認定について及び議案第5号 市道路線の変更については、道路法の規定により、それぞれ議決をお願いするものであります。  次に、議案第6号 平成12年度田辺市一般会計補正予算(第10号)につきまして、その概要を申し上げます。  今回の補正は、財政調整基金への積立金、国の補正予算を受けて前倒しで事業を実施するもの、歳出全般において精算等による不用額の減額など、総額で2億9,145万3,000円となっております。  歳出の主なものを申し上げますと、まず総務費では職員の退職手当金、財政調整基金積立金等、民生費では老人憩の家整備工事費、生活保護の医療扶助費等、衛生費では機能訓練センター改修工事費等、農林水産業費では中山間地域等直接支払交付金、農林及び水産関係の県営事業負担金等、土木費では街路事業費、市営住宅の施設修繕料、県道及び港湾の県営事業負担金等、消防費では高規格救急自動車の購入費等、教育費では児童館へのパソコン購入費等、公債費では長期債利子の減額、諸支出金では国民健康保険事業特別会計及び介護保険特別会計への繰出金等を計上いたしております。  このほか起債の決定による財源の更正及び事業費の変更によるものをはじめ、年度内に事業の完了が困難となりました漁港建設事業など24事業の繰越明許費のほか、田辺市土地開発公社に対する債務保証等の債務負担行為及び地方債の補正であります。  なお、今回の補正に要する財源といたしましては、県支出金、繰越金、市債等をもって充てるとともに、起債の活用等により財源の確保が図られる見通しとなりましたので、財政調整基金繰入金を2億円、減債基金繰入金を3億円それぞれ減額することにいたしております。  次に、特別会計でありますが、議案第7号 平成12年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、基金積立金等を、議案第8号 平成12年度田辺市分譲宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、宅地造成工事費の減額についてそれぞれ補正するものであります。  議案第9号 田辺市老人医療費の支給に関する条例の一部改正については、老人保健法の一部改正により高額医療費が支給されることとなったことに伴い、老人医療費についても同様の措置を講ずるため改正するものであります。  議案第10号 平成12年度田辺市老人保健特別会計補正予算(第3号)につきましては、医療給付費を、議案第11号 平成12年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、国の補助内示額の増加に伴う長野地区施設整備事業費等の増額及び公債費の減額を行うほか、繰越明許費及び地方債の補正を、議案第12号 平成12年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、国の制度改正に対応するためのシステム変更に伴うプログラム作成委託料等を補正するほか、繰越明許費の補正を行うものであります。  議案第13号 平成12年度田辺市水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、県道芳養清川線配水管布設工事費等の減額補正を行うものであります。  報告第2号 平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更については、当該法人から提出のあったものの報告であります。  以上、提案いたしました議案についてご説明申し上げましたが、詳細につきましては、関係部課長から説明いたさせますので、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。              (市長 脇中 孝君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、補足説明を求めます。  総務部長、室井修一君。             (総務部長 室井修一君 登壇) ○総務部長(室井修一君)    それでは、議案書に基づきまして補足説明をさせていただきます。  まず、1ぺージをお願いいたします。  2定報告第1号 専決処分事項についてでありますが、これは、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定によりこれを報告し、ご承認をお願いするものでございます。  専決事項といたしましては、平成12年度田辺市一般会計補正予算(第9号)でございまして、2ぺージをお願いいたします。  平成12年度田辺市の一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,917万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ284億7,142万4,000円とする専決処分をいたしたものでございます。  内容につきましては、5ぺージの歳出をお願いいたします。  今年度の国の補正予算で、国民がインターネットの利用やパソコンの基本操作が行えるように情報通信技術講習推進特例交付金が創設され、12年度はパソコン等の環境整備を行い、13年度に講習会を実施するものであります。  田辺市においても、当該補助を受けて講習会を実施する予定でございますが、そのためのパソコンの購入契約を早期に実施する必要があるため、パソコンの購入費等2,917万2,000円を専決処分により補正したものでございます。  次に、6ぺージをお願いいたします。  2定議案第1号 工事請負契約の締結について、御所谷地区改良住宅建築工事請負契約の締結について、議会の議決に付さなければならない契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものでございまして、工事名は、御所谷地区改良住宅建築工事。契約の方法は、指名競争入札。被指名者数は、7社。入札年月日は、平成13年2月8日。契約金額は、3億7,065万円。請負人は、田辺市上屋敷町198番地の1 株式会社テンコーライフ 代表取締役 玉置泰久殿でございます。  なお、工事概要等につきましては、別冊参考資料の1ぺージをご参照願います。  次に、7ぺージをお願いいたします。
     2定議案第2号 田辺市営住宅の家賃等の滞納に係る民事調停の申立てについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、1年以上、市営住宅の家賃及び駐車場使用料を滞納し、再三にわたる督促状、催告状及び内容証明郵便による催告にも一切応じず、支払いがない入居者14人に対して、当該家賃等の支払いを求める民事調停法に基づく調停を田辺簡易裁判所に申立てるものでございます。  次に、8ぺージをお願いいたします。  2定議案第3号 損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、平成12年6月2日午後5時30分ごろ、本市福祉課職員が、日本赤十字社関係の書類を配布するため軽乗用自動車を運転して、長野方面から湊方面へ移動中、下万呂536番地地先の市道万呂48号線と県道上万呂北新町線の交差点を右折した際、県道を中万呂方面から直進してきた相手方三谷佳代さん運転の軽乗用自動車と衝突し、同人を負傷(頸部及び腰部挫傷)させるとともに、当該車両右側面を損傷させた。また、本市職員運転の車両についても、左前部が損傷した。  これらの損害に対する賠償金として、本市が136万8,000円を相手方に、相手方が2万5,475円を本市にそれぞれ支払うものでございます。  次に、9ぺージをお願いいたします。  2定議案第4号 市道路線の認定について、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものでございまして、認定いたします路線は、万呂110号線ほか37路線で、位置図につきましては、12ぺージから18ぺージをご参照願います。  次に、19ぺージをお願いいたします。  2定議案第5号 市道路線の変更について、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものでございまして、変更いたします路線は、万呂86号線ほか2路線で、位置図につきましては、20ぺージから22ぺージをご参照願います。  次に、23ぺージをお願いいたします。  2定議案第6号 平成12年度田辺市の一般会計補正予算(第10号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億9,145万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ287億6,287万7,000円とするものでございまして、繰越明許費につきましては29ぺージを、債務負担行為の補正及び地方債の補正につきましては30ぺージをそれぞれご参照いただきたいと思います。  補正予算の内容につきましては、歳出の44ぺージからご説明申し上げます。  44ぺージをお願いいたします。  総務管理費、一般管理費の職員手当でございますが、職員9人と嘱託員2人分の退職手当をお願いいたしてございます。  次の財産管理費、土地開発基金積立金及び減債基金積立金につきましては、預金金利の低下等に伴う減額でございますが、財政調整基金積立金につきましては、前年度決算の繰越金や交付税措置のある臨時経済対策債の活用により、財源の余裕が見込まれるため、5億円を新たに積み立てるものでございますが、預金金利の低下分等を差し引きいたしまして計上いたしております。  次の企画費の積立金につきましては、預金金利の低下等に伴う減額を。  田辺市史編さん事業費につきましては、編さん委員等の費用弁償を減額いたしてございます。  南方熊楠翁顕彰事業費につきましては、預金金利の低下等に伴う減額を。  地籍調査事業費につきましては、対象区域の筆数等の減少及び入札に伴う減額をいたしてございます。  次のぺージにまいりまして、諸費の地方バス路線運行維持対策費補助金につきましては、額の確定に伴い、補正をお願いするものでございます。  次の選挙費、農業委員会委員選挙費につきましては、46ぺージにわたりますが、9月17日執行の選挙が無投票であったことに伴い、減額するものでございます。  次の社会福祉費、社会福祉総務費の負担金補助及び交付金、社会福祉法人田辺市社会福祉協議会補助金につきましては、事務局職員の人事異動に伴う減額を。償還金利子及び割引料につきましては、平成11年度の在宅福祉事業、身体障害者保護費負担金等の精算による国庫及び県支出金返還金でございます。  積立金の社会福祉基金積立金につきましては、篤志家からいただきました5件のご寄附と基金の預金利子の低下等による減額分を差引きいたしまして補正をするもので、地域福祉基金積立金につきましては、預金金利の低下により減額をするものでございます。  次の身体障害者福祉費の委託料につきましては、対象人数の減に伴う減額を。  次のパソコン購入費につきましては、国のIT推進関連の補正予算により、在宅の障害者の情報バリアフリーを促進するため、ふたば作業所にパソコンを設置するために計上してございます。負担金補助及び交付金につきましては、実績による額の確定等に伴い、扶助費につきましては、対象人数と単価の減少に伴う減額をするものでございます。  次に、47ぺージの知的障害者福祉費でございますが、パソコン購入費につきましては、身体障害者福祉費と同じく障害者の情報バリアフリーを促進するために、ふたば第二作業所、のぞみ園に設置をするものでございまして、負担金補助及び交付金の小規模通所授産施設運営費補助金につきましては、人数の減に伴い減額を。知的障害者地域生活援助事業費補助金は、グループホームに防火安全対策機器の設置をするための環境改善事業費が加算されることとなったために計上するものでございます。  扶助費につきましては、人数の減少、単価の変更に伴い減額をするものでございます。  次の国民年金費、報償費につきましては、収納特別対策事業の対象から外れたため、委託料につきましては、国民年金委員の県の委嘱がされなかったことに伴い、それぞれ減額を。  市民総合センター管理費の委託料につきましても、浄化槽管理委託料の入札による減額をするものでございます。  48ぺージにまいりまして、児童福祉費でございますが、委託料につきましては、子育て支援短期利用事業の利用減による減額と平成14年度に児童扶養手当の事務が県から市に委譲されることに伴い、事務処理体制を整備するために、電子計算機プログラム作成委託料を計上するものでございます。  負担金補助及び交付金につきましては、民間保育所の保育児童数の増加等による運営費負担金を増額し、扶助費につきましては、母子生活支援施設の利用減により減額するものでございます。  次の児童措置費、児童手当につきましては、昨年の6月に児童手当制度が改正され、支給対象者の増加を見込んでおりましたが、支給実績により減額を。  次の保育所費につきましても、臨時職員賃金の減額をするものでございます。  49ぺージにまいりまして、老人福祉費でございますが、昨年の4月から介護保険特別会計を運営しており、従来の措置及び介護のサービスが介護保険に移行するため、一般会計におきましても、介護予防、介護支援を行う介護保険関連事業を実施するため予算措置をいたしておりましたが、今回、利用実績等により、予算の更正を行うもので、委託料につきましては、在宅介護支援センター運営事業委託料ほかを減額、備品購入費につきましては、在宅介護支援センター用車両の入札による減額を。  負担金補助及び交付金のホームへルプサービス利用料軽減補助金、高齢者住宅改造費補助金、扶助費の日常生活用具費等につきましても、利用の減等により減額を。  積立金につきましては、預金金利の低下等に伴う減額補正をするものでございます。  次の老人憩の家費につきましては、介護予防拠点事業として国の補助金を受けて、生きがい活動支援通所事業等を行っている老人憩の家松風荘を改修するものでございまして、工事明細につきましては67ぺージ、工事箇所につきましては、別冊参考資料8ぺージをご参照願います。  50ぺージにまいりまして、生活保護費、扶助費でございますが、医療扶助費の増額をお願いするものでございます。  次の保健衛生費、保健衛生総務費でございますが、委託料の健康検査委託料及び妊婦健康診査委託料につきましては、対象者数の減等による減額を。精神障害者ホームへルプサービス試行的事業委託料につきましては、訪問活動の増により、補正をするものでございます。  設計委託料及び工事請負費につきましては、介護予防拠点事業として国の補助を受けて、市民総合センター内の機能訓練センターを改修するための費用でございまして、工事明細表につきましては67ぺージを、工事箇所につきましては、別冊参考資料9ぺージをご参照願います。  負担金補助及び交付金の授産施設通所交通費補助金につきましては、通所人数の増による増額。公立紀南病院組合負担金につきましては、普通交付税及び特別交付税の額の確定によるものでございます。  償還金利子及び割引料につきましては、平成11年度老人保健事業費補助金等の確定による国及び県支出金返還金でございます。  51ぺージにまいりまして、予防費でございますが、報償費につきましては、効率的な老人保健事業、予防接種事業ができたことによる減額。旅費につきましても、医師の派遣回数の減による減額。  印刷費につきましては、入札による減額を。ワクチン代につきましては、麻疹接種年齢引上げに伴う増額を。  役務費及び委託料の健康検査委託料、心電図検査委託料は、実績等による減額を。予防接種事業委託料につきましては、麻疹接種年齢引上げに伴う増額の補正をお願いするものでございます。  次の塵芥処理費につきましては、臨時職員賃金の減額と備品購入費につきましても、埋立ごみを破砕処理するための破砕機とホイルローダーの入札差額を減額するものでございます。  し尿処理費につきましては、田辺市周辺衛生施設組合のし尿処理経費の減少に伴う負担金の減額でございます。  52ぺージにまいりまして、労働諸費、投資及び出資金につきましては、和歌山県労働者信用基金協会の業務が、日本労働者信用基金協会に事業譲渡されたために出えんが不用となり減額するものでございます。  53ぺージにまいりまして、農業費、農業振興費、負担金補助及び交付金でございますが、農村環境改善センター等維持管理費補助金につきましては、上芳養、上秋津農村環境改善センターの維持管理費の増額。  中山間地域等直接支払交付金につきましては、農村振興地域において、農地保全など農業生産活動や地域振興を積極的に行うため、国の新たな制度が創設されたことに伴い、また、果樹生産技術対策事業費補助金につきましては、作業の効率化を図るための園内管理道路の整備やミカン品種の改植等に対する補助金をそれぞれ補正をお願いするものでございます。  次の林業振興費、負担金補助及び交付金の林業技術者養成事業費補助金につきましては、林業新規参入者の研修費用に対する補助金を補正するものでございます。  54ぺージにまいりまして、農業土木費、農業土木総務費につきましては、上芳養の農地開発事業、上秋津、上三栖の緊急畑地帯総合整備事業、稲成町の砂防事業の額の確定に伴う補正をするもので、明細につきましては、68ぺージをご参照願います。  次の土地改良総合整備事業費につきましては、事業量の減少と請負差額による工事請負費の減額でございまして、工事明細につきましては、67ぺージをご参照願います。  次の農村活性化住環境整備事業費でございますが、長野地区におきましては、補助確定に伴う減額を。上野地区につきましては、予算の組替えと単独事業費の減額を計上いたしております。工事明細につきましては、67ぺージをご参照願います。  次の中山間地域総合整備事業費につきましては、55ぺージにわたりますが、補助確定に伴う減額と予算の組替えをいたしております。工事明細につきましては、67ぺージをご参照願います。  次の水産業費、水産業総務費の委託料につきましては、漁港法改正に伴う車両や船舶の放置禁止区域及び漁船以外の船舶の係船許可区域等の指定に係る測量委託でございます。  県営事業負担金につきましては、県で実施していただいております扇ケ浜総合整備事業に係るものでございまして、田辺漁港海岸環境整備事業費の増額等に伴う負担金でございます。明細につきましては68ぺージを、箇所につきましては、別冊参考資料10ぺージをお願いいたします。  56ぺージにまいりまして、商工費、商工振興費の負担金補助及び交付金でございますが、田辺市中小企業設備近代化資金利子補給等補助金及びワンストップ型産業支援システム維持管理費負担金につきましては、利用実積等による減額。積立金につきましては、預金金利の低下等による減額でございます。  次の共同作業場管理費につきましても、預金金利の低下と天然皮革加工大型共同作業場の閉鎖による使用料の減額に伴う積立金の減額でございます。  次の土木管理費、土木総務費につきましては、事業費の増額及び過年度事業費の精算に伴う田辺市・南部町・南部川村道路組合負担金と河川事業の追加に伴う県営事業負担金の補正をお願いするものでございます。明細につきましては、69ぺージをご参照願います。  57ぺージにまいりまして、道路新設改良費につきましては、礫坂東菖蒲谷線、芳養田川線の減額と久保田川都市砂防事業に伴う用地購入費、補償費の増額分を差引きして、減額補正をいたしております。  次の交通安全施設事業費につきましては、施設修繕料から賃金、工事請負費等への組替えでございます。  58ぺージにまいりまして、港湾建設費につきましては、県が文里港湾改良事業に着手したことに伴い、県営事業負担金を補正するものでございます。明細につきましては69ぺージを、箇所につきましては、別冊参考資料11ぺージをご参照願います。  次の都市計画総務費につきましては、預金金利の低下等に伴うまちづくり整備基金積立金、花とみどりの基金積立金の減額でございます。  次の街路事業費につきましては、59ぺージにわたりますが、目良線につきましては、国の補正に伴う増額と予算の組替え、外環状線につきましては、予算の組替えによる補正をお願いいたしてございます。工事明細につきましては67ぺージを、箇所につきましては、別冊参考資料12ぺージをご参照願います。  次の地域汚水処理施設管理費につきましては、神島台及び中芳養団地汚水処理施設の浄化槽管理委託料の入札による減額をするものでございます。  次の住宅費につきましては、昨年12月3日に発生した寿団地及び本年1月20日に発生した中の谷団地の火災に伴う施設修繕料を計上するもので、次の住環境整備事業費につきましては、60ぺージにわたりますが、用地交渉が難航したことから、事業費を減額するものでございます。工事明細につきましては、67ぺージをご参照願います。  次の消防費、常備消防費につきましては、国の補正予算を受けて、高規格救急自動車とその資機材の購入、関連する経費の補正をお願いするものでございます。  次の消防団費の報酬につきましては、消防団員が火災等に出動した場合の出動加給と報償費につきましては、消防団員の退職報償金をそれぞれ補正をお願いするものでございます。  61ぺージにまいりまして、教育総務費、教育委員会費の教育振興基金積立金につきましては、篤志家からの寄附金2件と基金の預金利子の低下等による減額分を差引き、補正をするものでございます。  次の教育指導費につきましては、賃金の嘱託職員賃金、特殊学級介助員賃金、それぞれ不用になった額の減額を。  外国人英語指導教師賃金は、本人の都合により、年度途中で帰国したための減額。使用料及び賃借料につきましては、コンピュータ教育のためのパソコンの設置について、仕様等の検討に日数を要し、導入時期が遅れたことにより減額をするものでございます。  次の教育奨学事業費につきましては、採用実績による奨学交付金の減額と積立金につきましては、預金金利の低下等による減額をするものでございます。  次の小学校費、学校管理費につきましては、光熱水費と浄化槽管理委託料の入札による差額の減額と現上芳養小学校等の測量委託料を計上してございます。  62ぺージにまいりまして、上芳養小学校建築費でございますが、需用費は、補助認証の増加によるもので、工事請負費につきましては、入札差額の減額でございます。  次の中学校費、学校管理費につきましては、入札による浄化槽管理委託料の減額でございまして、次の教育振興費、体育文化活動生徒派遣費補助金につきましては、補助金の追加を。扶助費につきましては、額の確定による減額でございます。  63ぺージにまいりまして、幼稚園費、教育振興費の幼稚園就園奨励費補助金につきましても、額の確定による減額でございます。  次の中芳養幼稚園建築費につきましては、進入道路について用地を提供していただけることとなったため、用地購入費と鑑定評価手数料を補正し、工事請負費につきましては、工事内容の変更に伴い減額をするものでございます。工事明細につきましては、67ぺージをご参照願います。  次の社会教育費、社会教育総務費につきましては、技能修得資金補助金、進学奨励費貸付金等の貸付金それぞれ額の確定に伴う減額でございます。  64ぺージにまいりまして、文化財費、市指定文化財保存顕彰補助金につきましては、万呂の獅子舞の獅子頭と上芳養千福寺の11面観音座像の厨子及び防犯装置に対する補助金の増額でございます。  次の児童館費につきましては、国のIT関連事業として、児童健全育成活動情報化緊急促進事業の補助を受けて、児童館にパソコンを配備するものでございます。  次の美術館運営費につきましては、臨時職員賃金の減額、美術品購入費につきましては、4点の美術作品を購入しており、その残額と購入に係る旅費の減額、積立金につきましては、預金金利の低下等による減額でございます。  次のぺージにまいりまして、現年度耕地災害復旧事業費につきましては、入札差額によります工事請負費の減額をするものでございます。  次の公債費、利子の減額につきましては、事業の繰越による借入額の減及び借入想定利率の減によるものでございます。  66ぺージにまいりまして、国民健康保険事業特別会計繰出金につきましては、直営診療施設勘定の赤字補てんのために繰り出すものでございます。  老人保健特別会計繰出金につきましては、医療給付金の増加に伴う一般会計負担分を繰り出すものでございます。  農業集落排水事業特別会計繰出金につきましては、同会計の補助内示額及び事業費の減額、使用料の増額等に伴い、繰出金を減額するものでございます。  介護保険特別会計繰出金につきましては、国の制度改正に伴う電子計算プログラム作成のために繰り出すものでございます。  以上の今回の補正に要する財源といたしましては、県支出金、繰越金、市債等をもって充てるものでございます。  次に、71ぺージをお願いいたします。  2定議案第7号 平成12年度田辺市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,336万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ66億114万円とし、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ974万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,699万2,000円とするもので、内容につきましては、74ぺージをお願いいたします。  まず、事業勘定でございますが、保険給付費は、これまでの執行状況を考えまして、一般被保険者の療養給付費、療養費を減額するとともに、高額療養費の増額をするものでございます。  75ぺージにまいりまして、国民健康保険基金積立金につきましては、前年度の決算余剰金を今後の保険給付及び保健事業の財源として積み立てるものでございます。  次の診療施設繰出金につきましては、平成12年度に生じましたへき地診療施設の赤字について、運営費の繰り出しをするものであります。  以上の補正に要する財源といたしましては、繰越金を充ててございます。  続きまして、直営診療施設勘定でございますが、79ぺージをお願いいたします。  総務管理費につきましては、医師の出張診療委託料等において不用額が生じたため、減額するとともに、医業費につきましても、薬品代の不用額を減額するものでございます。なお、今回、歳入におきまして、直営診療施設勘定の赤字を補てんするため、一般会計から2,400万円を繰り入れております。
     次に、80ぺージをお願いいたします。  2定議案第8号 平成12年度田辺市の分譲宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,050万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ850万円とするもので、内容につきましては、82ぺージをお願いいたします。  分譲宅地造成費、長野分譲宅地造成費につきましては、地元協議の中で、事業内容の見直しを行ったことにより、工事請負費を減額するものでございまして、上野分譲宅地造成費につきましても、農村活性化住環境整備事業の完了時期との整合及び土地単価の抑制を図るために、工事費を減額するものでございます。工事明細につきましては、次のぺージをご参照願います。  次に、84ぺージをお願いいたします。  2定議案第9号 田辺市老人医療費の支給に関する条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、老人保健法が、本年1月1日から改正され、高額医療費支給制度の創設により、世帯単位での負担の緩和が図られることとなったため、これに準じ、老人医療費受給者に対しても同様の措置をとることができるよう、条例を改正するものでございます。  次に、86ぺージをお願いいたします。  2定議案第10号 平成12年度田辺市の老人保健特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億9,100万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ58億8,432万8,000円とするもので、内容につきましては、90ぺージをご覧いただきたいと思いますが、医療費給付金につきましては、現在の執行状況等を考え、補正するものでございまして、その財源といたしましては、支払基金交付金、国庫支出金等を充ててございます。  次に、91ぺージをお願いいたします。  2定議案第11号 平成12年度田辺市の農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ214万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億2,758万4,000円とするものでございまして、併せて繰越明許費の設定と地方債の補正をお願いしております。内容につきましては、99ぺージをお願いいたします。  総務費につきましては、芳養地区農業集落排水事業計画概要書作成業務に係る請負差額を減額するもので、施設維持管理費につきましても、新規加入の工事費等の不用額を減額するものでございます。  三栖右岸地区施設整備事業費につきましては、新規加入者のために管路施設の延長工事を行うものでございます。工事明細につきましては、101ぺージをご参照願います。  長野地区整備事業費につきましては、委託料は請負差額による減額を。工事請負費につきましては、補助内示の増額により、管路施設の延長工事を行うものでございまして、工事明細につきましては、101ぺージをご参照願います。  古屋谷地区施設整備事業費につきましては、工事請負費は、管路施設の延長施工を行うものでありまして、委託料、公有財産購入費等との組替えをするものでございます。工事明細につきましては、101ぺージをご参照願います。  公債費の長期債利子の減額につきましては、想定金利の低下等によるものでございます。  以上、補正の財源といたしましては、歳出の減額に伴い、市債、一般会計繰入金を減額いたしてございます。  次に、102ぺージをお願いいたします。  2定議案第12号 平成12年度田辺市の介護保険特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  第1条 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3,111万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億9,452万6,000円とするもので、併せて繰越明許費の設定をお願いしてございます。内容につきましては、107ぺージをお願いいたします。  一般管理費のプログラム作成委託料につきましては、平成14年1月から、介護保険の訪問通所サービスと短期入所サービスの支給限度額が一本化されることへの対応及び本議会に上程をさせていただいております、平成13年度から市独自の介護保険利用料助成制度に対応するために補正をするものでございます。  市町村特別給付費につきましては、利用実績により増額をお願いするもので、介護保険円滑導入基金積立金につきましても、運用益が、当初見込みよりも増加するため、補正をお願いするものでございます。  以上の補正の財源につきましては、国庫補助金、一般会計繰入金等を充ててございます。  2定議案第13号 平成12年度田辺市水道事業会計の補正予算(第3号)につきまして、ご説明申し上げます。  110ぺージをお願いいたします。  資本的収入及び支出の収入といたしまして、負担金2,090万9,000円の減額につきましては、当初予定しておりました県道、県河川の改修事業が、県の用地交渉の遅れにより、取りかかれなかったことに伴い、配水管布設替え等の工事負担金の減額をするものでございます。  また、支出といたしましては、建設改良費の配水設備改良費5,526万5,000円の減額につきましては、収入でも申し上げました県道、県河川の改修事業に伴う配水管布設替え等の工事に取りかかれなかったことから、工事請負費5,430万円の減額及び農業集落排水事業に伴う配水管布設工事に係る負担金96万5,000円の減額をするものでございます。箇所につきましては、次のぺージをご参照願います。  次に、112ぺージをお願いいたします。  2定報告第2号 平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更について、ご説明申し上げます。  平成12年度田辺市土地開発公社の事業の計画の変更(予算の変更)については、次のとおりであります。  113ぺージに移りまして、平成12年度田辺市土地開発公社会計補正予算(第3号)。  第1条 平成12年度田辺市土地開発公社会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第2条 平成12年度田辺市土地開発公社会計予算第2条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものであります。  114ぺージに移りまして、第3条 予算第3条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものです。  第4条 長期借入金の限度額を28億円減額し、長期借入金の限度額は62億496万2,000円といたします。  第5条 予算第7条に定めた経費の金額を次のとおり改めます。  (1)人件費7,366万2,000円。内容につきましては、115ぺージの補正予算実施計画にありますように、収益的収入の事業収益の公有用地売却収益で2,913万4,000円の補正と、土地造成事業収益で2億7,542万6,000円の減額補正及び事業外収益の受取利息と使用料は、年度末までの予定金額を精査いたしまして、所要の金額を補正するものでございます。  公有用地売却収益の銀座地区土地区画整理事業用地及び県職員住宅跡用地は、一般分譲に伴い、また田辺都市計画道路3・5・7外環状線公共街路事業用地は、確定測量の結果、面積の増加に伴い、所要の金額を補正するものです。  松原川上流開発事業用地及び芳養漁港集落環境整備事業用地は、事業の進捗状況に合わせて、また、内之浦地区保養ゾーン整備事業用地は、確定測量の結果、面積の減少に伴い、所要の金額を減額補正するものです。土地売却収益は、滝内西側地区土地造成事業用地及び下三栖岩屋谷地区開発事業用地の年度末までの契約状況を見込み、所要の金額を減額補正するものです。  116ぺージに移りまして、支出の事業原価の公有用地売却原価の370万5,000円の補正と土地造成事業原価の2億9,062万9,000円の減額補正は、先ほど申し上げました売却収益に係る原価分を補正するものです。  販売費及び一般管理費の人件費、経費の役務費及び117ぺージに移りまして、事業外費用の短期借入金利息は、年度末までの必要額を精査いたしまして、所要の金額を補正するものです。経費の需用費は、保有土地の管理に伴う団地修繕整備引当金4,000万円を補正するものです。  118ぺージに移りまして、資本的収入の長期借入金は、年度末までの予定金額を精査いたしまして、28億円を減額補正するものです。  資本的支出の土地造成費の手当等と法定福利費は、年度末までの必要額を精査いたしまして、所要の金額を補正するものです。  長期借入金償還金は、先ほど申し上げました借入金を減額することにより、59億円の減額、また長期借入金利息は、年度末までの予定金額を精査いたしまして9,300万円の減額補正をするものでございます。  以上をもちまして、補足説明を終わらせていただきます。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。             (総務部長 室井修一君 降壇) ○議長(森 哲男君)    以上をもって、提出者の説明が終了いたしました。  ただいま議題となっております15件については、審議の都合上、後日審議願うことにいたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。 休 憩 ○議長(森 哲男君)    この場合、暫時休憩いたします。               (午前11時07分)             ──────────────── 再 開 ○議長(森 哲男君)    休憩前に引き続き会議を開きます。               (午前11時18分) ◎日程第18 2定議案第14号 田辺市議会政務調査費の交付に関する条例の制定についてから  日程第45 2定報告第5号 平成13年度財団法人紀南文化会館の事業の計画につい てまで一括上程 ○議長(森 哲男君)    続いて、日程第18 2定議案第14号 田辺市議会政務調査費の交付に関する条例の制定についてから、日程第45 2定報告第5号 平成13年度財団法人紀南文化会館の事業の計画についてまで、以上28件を一括上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、脇中孝君。              (市長 脇中 孝君 登壇) ○市長(脇中 孝君)    平成13年度の予算案をはじめ、諸議案の説明に先立ちまして、市政に対する私の所信を申し述べ、議員並びに市民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  今年、平成13年は21世紀の始まりの年であります。激動の20世紀から輝かしい21世紀への橋渡しとなるこの時期に、こうして市政を担当できますことを大変な光栄に存じますとともに、改めてその責任の重大さを痛感し、身の引き締まる思いをいたしております。  その21世紀の冒頭、私たち地方自治体は、昨年4月に施行された地方分権一括法や平成17年3月末までの時限立法である市町村の合併の特例に関する法律の改正等を受け、今、大きな岐路に立たされています。  とりわけ市町村合併につきましては、高度化・多様化する行政需要や市町村の枠を越えた広域的課題への対応、より効率的な行財政運営等々、これらを総合的に勘案した場合、いずれの市町村にとりましても、避けて通ることのできない課題であり、さらに、合併のいかんを問わず、その中心となる自治体の果たすべき役割には、きわめて重大なものがあります。住民がどの自治体に帰属し、その枠組みをどうするかは、そこに暮らす住民自身が決めることでありますが、市町村合併が時代の大きな流れである以上、有利な財政措置を活用した合併について様々な見地から調査研究を行い、それぞれの住民が適正な判断を下すに足りるだけの情報を提供することは、行政の大きな役割であり、今後、市民の皆さんや議員の皆さん方と議論を尽くし、また、周辺町村との連携を一層密にしながら、地域全体の将来像を展望しつつ、最善の道を探ってまいりたいと考えております。  一方、今世紀は、情報通信技術の飛躍的な発展、いわゆるIT革命により、私たちの生活も一層便利になることが期待され、行政手続をインターネット経由で行う電子政府の出現もそう遠い未来の話ではなくなりつつあります。しかし、その反面、技術の進歩に追いつけない情報弱者の問題が顕在化しつつあることも事実であり、そうした格差をできる限りなくし、だれもがその恩恵を享受できるよう情報処理技術の習得や、生活と産業の両面における情報化の推進等についても取組を強化する必要があると考えます。  また、本年4月から、本市においても情報公開制度がスタートいたします。行政が保有する様々な情報を広く市民に公開し、お互いが共通の情報を共有する中で、市民の理解と批判の下に、より公正で透明な行政運営を推進する、これこそが地方自治の本旨であり、行政への市民参加を進めるための前提をなすものであると思います。  市民と行政との垣根をできる限りなくし、お互いが一つの目標に向かって共に協力・協調し、互いに切磋琢磨し合えるようなまちづくりに、今後もまい進してまいりたいと考えております。  さて、国と地方の財政の枠組みについてでありますが、国の財政状況は、近年の景気対策に伴う歳出の増大や恒久的な減税の実施等により危機的な状況が続いている中、情報通信技術等新たな経済基盤の構築に重点を置いた取組がなされております。しかし、依然として雇用情勢は厳しく、個人消費も横ばいの状況にあります。  地方財政においては、税収等が伸び悩む一方で、公債費の増加が顕著となっており、加えて景気対策や情報通信関連事業の推進、福祉施策の充実等に伴う大幅な財源不足が見込まれるため、その補填措置が講じられているところであります。  本市の財政においても、税収の伸び悩みや交付税が減少する中で、交付税措置のある地方債を活用して、生活環境や社会基盤の整備、福祉の向上、教育の充実等々の事業を行ってきておりますが、その市債の償還金が、財政運営を圧迫する最大の要因となっております。このため、市債の繰上償還や事務事業の見直し等を行い、財源の確保に努めてきたところでありますが、今後とも限られた財源を重点的に配分し、事業効果の一層の検討を行うなど経費支出の効率化に徹し、市政の運営に最善を尽くしてまいりたいと考えております。  生活や経済活動を支える都市基盤の整備でありますが、まず、生活や経済活動を支える都市基盤の整備であります。  経済活動の高度化や生活空間の広域化に対応し、地域活力の維持・増進と市民生活の向上を図り、紀南の中核都市としての役割を担うため、交通・情報通信網等都市基盤の一層の整備、充実に努めてまいります。  高速道路の整備につきましては、南部・田辺間で設計協議が行われており、既に中芳養地区、芳養地区におきましては、設計協議確認書の調印を済ませております。田辺・白浜間におきましては、路線測量等を実施中であり、完了すれば予備設計に着手される予定となっています。また、高速道路関連事業といたしましては、南部・田辺間におきまして、芳養田川線など道路3路線について、平成14年度の完成を目指し、整備を進めているところでありますが、引き続き一日も早い供用開始と一層の南進に向けて、関係市町村との連携の下、積極的に取り組んでまいります。  国道42号田辺西バイパスにつきましては、稲成・芳養間で設計協議中であり、国と道路公団において、高速道路と西バイパスの取り合わせ箇所であります稲成インターチェンジ付近の構造協議が行われておりますが、市といたしましても、元町地区の公図訂正を実施し、整備の促進を図ります。今後とも、これら高速道路や国道バイパス、そして周辺町村を結ぶ上富田南部線等の県道の整備促進につきまして、国、県等の関係機関に強く要望してまいります。  市街地の道路網整備につきましては、アオイ地区と銀座地区の沿道区画整理型街路事業は、最終清算、登記により事業完了いたしますが、アオイ地区と銀座地区を結ぶ都市機能や商業機能を充実し、市街地の活性化と交通ネットワークの形成を図るためには、海蔵寺地区の整備が大変重要になってまいります。海蔵寺地区につきましては、現在、地元意向調査を行っておりますが、引き続き地元の合意形成を図り、早期実現に努めてまいります。  また、国道42号等から市街地へのアクセス道路となる扇ケ浜秋津線の改良につきましては、紀陽銀行田辺支店から田辺郵便局間は、街路事業として平成13年度に完了する予定で、国民生活金融公庫から紀陽銀行田辺支店間につきましては、県施工により、平成16年度の完成を目指しております。  さらに、紀南綜合病院移転に伴うアクセス道路である外環状線など、都市計画街路の整備も進めてまいります。市民生活と密着した生活道路である市道の整備につきましては、中芳養の内梅原田境線などの改良事業と併せ、道路の局部改良や橋梁の改良に取り組んでまいります。また、児童生徒の通学時の安全確保対策として、上秋津万呂線の歩道設置工事等についても積極的に取り組んでまいります。  このほか、当地域における公共輸送機関の充実を図るため、南紀白浜空港やJR紀勢本線の利便性の確保と快適性の向上など、今後も引き続き関係の皆様と共に取り組んでまいります。  文里港の港湾整備につきましては、本年1月に公有水面埋立免許を受け、県において既にしゅんせつ工事等に着手されておりますが、市におきましても、4月からしゅんせつ及び護岸工事に着手し、早期完成に向けて取り組んでまいります。また、文里湾架橋につきましては、現在、ルートについて比較検討が行われておりますが、早期事業化に向け、関係の皆様と協議を深めながら、県に対し要望してまいります。  快適で住みよい生活環境づくりでありますが、市民の皆さんの快適で安全な生活環境を創出し守っていくことは、行政責務の基本となるものであり、このためには身近な生活環境から始まって地球規模の環境に至るまで、様々な面に目を向けた対応が必要であります。こうしたことを念頭に置き、併せて市民・事業者・行政の連携をより密にしながら、さらに快適で住みよい生活環境づくりを推進してまいります。  豊かな自然環境を保全し、より良い生活環境を実現していくため、生活排水対策等の水質浄化につきましては、農業集落排水事業や合併処理浄化槽の設置を推進いたしますとともに、水質や大気、廃棄物処理等の調査指導活動、環境学習会等の啓発活動などの施策を推進してまいります。  ごみ関係につきましては、ひっ迫している最終処分場の延命対策として、平成23年度までの埋立てが可能となるよう、埋立地面積及び容量を変更する計画を進めてまいります。さらに、ごみの減量・リサイクル化を図るため、従来の指定袋による定期収集と並行して古紙類、ペットボトル、空き缶、空き瓶の拠点回収事業を充実させ、再商品化を促進するとともに、従来から取組を進めている資源集団回収奨励補助や生ごみ処理容器購入補助などの施策を進めてまいります。また、家庭ごみの収集業務の一部民間委託を行い、経費節減に取り組むとともに、大気や水質の保全に努めるため、施設の環境改善を行い、ダイオキシン類やばい煙などの発生を抑制しつつ、ごみの適正処理を推進してまいります。  し尿につきましては、広域行政の中で、安全、確実、安定を基本にして処理を行うとともに、し尿処理施設、清浄館の処理能力の増大と併せて、浄化槽汚泥比率の増加対策、汚泥の有効利用も視野に入れた設備改造に取り組んでまいります。  住宅密集地区の環境を改善し、良好な住環境を創出する御所谷地区住宅地区改良事業を本年度も実施してまいりますとともに、田辺市土地開発公社で造成いたしました城山台住宅団地も引き続き分譲してまいります。  市営住宅につきましては、既設住宅の総合的な有効活用を図るため、ストック活用計画を策定してまいります。  みどり豊かな環境づくりにつきましては、花とみどりいっぱい運動による潤いのあるまちづくりの進展を図るため、田辺市花とみどりの基金を活用して支援いたしますとともに、新庄総合公園の整備につきましても、市民の憩いの場として活用していただけるよう整備に努めてまいります。  水道事業につきましては、紀南綜合病院の移転整備に伴う事業設計に着手するとともに、市民生活に支障を来さないよう送配水管布設工事や老朽管布設替工事及び更生事業に取り組むほか、水質管理の徹底を図り、安定的かつ効率的に水を確保し、水道事業の良好な管理運営に努めてまいります。  防災対策につきましては、地域の防災活動力を高めるため、自主防災組織の育成に努めるとともに、防災訓練や防災講演会を実施いたします。さらに、複雑多様化する各種災害に適切に対処し、市民生活の安全確保を目指した消防施設の整備を進めるとともに、平成13年度から開設する中辺路大塔消防署の消防力の充実を図り、広域的な消防の対応力を強化してまいります。  また、増加の一途をたどる救急業務につきましては、救命率向上のため、救急救命士等の救急隊員に対する教育訓練を推進し、救急体制の一層の充実強化に努め、市民への応急手当普及啓発活動を積極的に推進してまいりますとともに、地域防災の要であります消防団につきましても、消防自動車等の資機材の整備を進め、地域防災体制の強化を図ってまいります。  地域を支える産業の活性化でありますが、快適な生活環境の整備と若者が定着できる地域社会の実現は、すべての市民の願いであり、これを支えていくのは活力ある産業活動であります。
     農業につきましては、深刻な被害の拡大が続いているうめ生育不良問題を最大の課題として位置付け、田辺うめ対策協議会を柱に2カ所の試験園を設け、原因を解明するための努力を続けてまいりますとともに、梅生育不良緊急対策事業を積極的に進め、改植と樹勢維持を図ってまいります。また、県において、うめ研究所(仮称)が設置される運びとなりましたが、梅生育不良の原因解明に大きな期待をしているところでございます。  中山間地域等直接支払交付金につきましては、各地域において農地保全及び農業用施設管理などの農業生産活動等や地域振興のため、効果的な活用が図られるよう取り組んでまいります。さらに、中山間地域活性化推進基金を活用し、柑橘などの作物研究、地域振興の研究、ゆとりある農業経営の確立等に努めてまいります。  総合的な農村環境の整備と未給水地域の解消を目的に、長野地区・上野地区におきましては農村活性化住環境整備事業を、上芳養古屋谷地区では中山間地域総合整備事業を計画的に推進してまいります。また、農業用水の安定供給を図り、農業生産性の向上を目指すために、県営事業として緊急畑地帯総合整備事業を引き続き推進してまいります。  林業につきましては、林家・森林組合と連携して間伐事業を推進し、健全な森林の育成を図り、水資源の確保、山地災害の防止に努め、林業労働力の確保、紀州材の販売促進に取り組むとともに、紀州備長炭の振興に引き続き努めてまいります。  水産業につきましては、水産資源の生産力の強化、漁業経営の安定、後継者の育成等が課題となっております。このため、マダイ、イサキ等の放流育成事業を展開し、水産資源の増殖を図るとともに、漁業活性化推進事業により技術習得や漁業への取組意識の向上、改善を図ってまいります。  芳養漁港区域内集落再編整備事業につきましては、本年度も引き続き漁港修築事業及び松原地区の漁業集落環境整備事業を進めてまいります。また、平成7年度から実施しております扇ケ浜総合整備事業につきましては、県営事業により実施いたしておりますが、本年度は、外郭護岸工事と中突堤の施工を行い、埋立て工事に取りかかるとともに、併せて平成14年度中の供用開始を目指して、駐車場の整備に取り組んでまいります。また、内の浦漁港漁村活性化対策事業として、引き続き係留施設を整備してまいります。  商工業につきましては、中小企業の経営の安定のため、田辺商工会議所等関係機関と連携を図りながら、経営診断指導事業や利子補給等の各種補助事業を実施してまいります。  また、地域産業を活性化するため、田辺市ベンチャー企業支援システムの一層の充実を図り、技術革新や商品開発に伴う試験研究に対して新たに補助制度を設けるとともに、駅前新通り商店街をはじめとした商店街整備を促進し、地域の消費喚起や活性化を図るプレミアム商品券事業に対して支援を行ってまいります。  雇用対策につきましては、田辺市雇用促進奨励金制度を活用し、高齢者や障害者等の雇用の促進に努めるとともに、若者の定着を進めるため、関係機関と連携の下にUターン事業等を実施いたします。共同作業場につきましては、協力企業との連携を図り、雇用の安定と就労条件の改善に努めるとともに、芳養大型共同作業場の再開に向けての改修に取り組んでまいります。  観光につきましては、既存資源の整備充実に努めるとともに、PR活動を行い、市内及び周辺観光関連諸団体とともに多彩なイベントを展開し、周辺市町村と情報交換や連携を図りながら、多様なニーズにこたえてまいります。  やすらぎと生きがいをもたらす健康・福祉でありますが、21世紀の新たな時代を迎え、社会福祉の分野におきましても、介護保険制度の実施をはじめとし、新しいシステムへの転換が推し進められておりますが、市民一人ひとりが障害の有無や年齢にかかわらず、住み慣れた地域や家庭の中で生涯を通じて安心して暮らすことができるまちづくりを目指して、各種の保健福祉施策を推進してまいります。  まず、地域福祉の振興を図るため、社会福祉協議会や民生児童委員協議会等への支援を行うなど、地域における各種団体の保健福祉活動の推進に努めるとともに、社会福祉施設の整備を進めるため、新たに建設が予定されている知的障害者入所更生施設及び居住部門と通所介護施設を併せ持つ高齢者生活福祉センターの建設費に対する助成を行ってまいります。  障害者福祉につきましては、田辺市障害者に係る新長期計画に基づき、障害児通園事業、障害者ホームへルプ事業、デイサービス事業、ショートステイ事業などの各種施策を推進し、在宅福祉サービスの充実に努めてまいります。  児童福祉につきましては、子育て支援策として、子育て家庭の保護者の負担を軽減するため保育料の引下げを行うほか、民間保育所の運営支援や一定の要件を満たす無認可保育所への補助、また広域的な保育所への入所促進、子育て支援短期利用事業の実施、遺児奨学金の給付などを行ってまいります。また、保育所では低年齢児保育、時間延長保育、障害児保育などの特別保育事業の推進、保育環境の改善、地域子育て支援センターにおける児童の保育支援事業の拡充に努めてまいります。  介護保険事業につきましては、昨年度に引き続き適正な運営に努めてまいりますが、特に低所得者負担軽減施策として、要介護被保険者が安心して介護保険の様々なサービスを利用していただけるよう、本年度から4年間の時限措置で、利用料の総額を対象に、市独自の介護保険利用料助成制度を新たに創設いたします。  高齢者福祉につきましては、介護保険の対象とならない方への一般施策として、生活管理指導員派遣事業及びアクアフィットネス事業を開始するとともに、ひとり暮らしの高齢者等に対する緊急通報システム装置の貸与や配食サービス事業をさらに充実し、介護予防・生活支援事業を推進してまいります。  生活保護につきましては、民生児童委員及び関係機関と連携を密にし、よりきめ細やかな対応を図り、生活保護の適正な実施に努めてまいります。  健康増進事業につきましては、すべての人々が生涯を通じて健康に生きることができる地域社会を目指し、各種健診、健康相談、健康教育事業や健診の事後指導の充実に努めるとともに、高齢者及び障害者への健康支援として、介護予防の観点から機能訓練事業、訪問活動事業を推進してまいります。また、子どもの各種健診・相談に関しては、発育・発達過程における様々な問題の早期発見に努め、健やかな子育てへの支援を行ってまいります。  なお、今や全国的な社会問題となっている青少年等のひきこもり対策につきましては、相談窓口を設置するとともに、関係機関と連携をとり、対象となる青少年やその家庭への支援に努めてまいります。  紀南綜合病院につきましては、現在、新病院の用地造成工事を施行中であり、平成16年度の完成に向け、鋭意取り組んでいるところでありますが、今後とも健全経営に努め、より高度な医療サービスの提供を図ってまいります。  同和対策事業につきましては、地対財特法の期限が最終年度を迎えることとなりますが、田辺市が国・県に先駆けて取り組んでまいりました事業の成果を損なうことなく課題の解決に努め、一般施策への速やかな移行が図られるよう進めてまいります。  人権教育・啓発及び女性施策の推進につきましては、庁内に設置しております推進体制を中心に、積極的な市民の参画を大切にしながら、関係機関・団体等と連携し、総合的かつ計画的に取組を進めてまいります。  隣保館につきましては、福祉サービスや人権・同和問題に対する理解を深める活動等の推進に努めるとともに、各種相談や研修会を開催し、福祉の向上や人権啓発の住民交流の拠点となる開かれた地域のコミュニティセンターとしての役割を果たしてまいります。  田辺市同和史編さん事業につきましては、引き続き第4巻総合年表発刊に向けた取組を進めてまいります。  国民健康保険事業は、医療費が依然として増加していることから、医療保険制度の抜本的改革を期待しているところでありますが、今後も医療費の適正化、保健事業の推進等により医療費の抑制を図るとともに、保険税の収納率向上に努めてまいります。  豊かな心をはぐくむ教育・文化の高揚でありますが、21世紀を担う子どもや若者たちの資質と能力を高め、豊かな人間性を育てるため教育の充実を目指すとともに、環境の整備に努めてまいります。  生涯学習につきましては、国が推進しておりますIT革命の一環として、パソコンの取扱い等、必要な基礎技術を習得する情報通信技術講習事業を実施いたしますとともに、昨年度実施いたしました人権学習が、さらに継続できるよう、人を大切にする教育の基本方針に基づき、学習プログラムを作成し、地域の学習に活用してまいります。  学校施設の整備につきましては、老朽施設の解消に向けて、昨年度から取り組んでいる中芳養幼稚園舎の建築を実施してまいりますとともに、上秋津小学校の移転改築に向けて取組を進めてまいります。  学校教育につきましては、地域に開かれた学校・園経営の推進、教職員の資質向上のための研究・研修の充実に加え、平成14年度から中学校の新教育課程で必修となる情報教育のために、各校に一人1台使用できるようコンピュータを整備し、インターネットができる環境をつくってまいります。総合的な学習の時間への取組については、地域の教材や人材を活用して、体験的な学習を進めてまいります。また、不登校問題やいじめ問題に適切な対応を図るための委員会や相談窓口の充実を図るほか、保護者の教育費負担の軽減のために、私立幼稚園就園奨励費等の充実を図ってまいります。加えて、経済的な理由で、修学が困難な高校生や大学生等に奨学金を支給する田辺市教育奨学金制度により教育の機会均等に努めてまいります。  青少年教育では、青少年を対象とした団体活動の充実を図り、子どもたちに生きる力をはぐくむ学校外活動の取組を進めます。また、青年層の活動では、各種団体やグループ等のネットワーク化をさらに進め、勤労青少年ホームの自主的な運営体制を強化し、青年層のニーズに合った事業を展開してまいります。  学童保育所につきましては、新たに田辺第二小学校区に学童保育所を設置して、昼間保護者のいない小学校低学年児童の生活と安全の確保に努めてまいります。また、児童館では、地域における子どもの教育、文化、福祉の拠点として、子育て環境づくりを進めてまいります。  図書館につきましては、高度情報化社会に対応したインターネットによる図書及び各種の資料・情報を収集し、利用者のニーズに的確かつ迅速にこたえてまいります。  公民館につきましては、地域における生涯学習活動の拠点として、多様化する市民の学習ニーズや学習機会の提供に努め、豊かさや幸せを実感できるまちづくりの取組を進めてまいります。特に、地域における人権学習・啓発活動を積極的に推進するとともに、地域の歴史や文化を取り入れた活動の推進及びその支援を図ってまいります。  生涯スポーツは、すべての市民が健康で生きがいの持てる生活を送る上で欠くことのできないものであり、競技人口が多いテニスにおいては、三四六に新たにコートを整備し、スポーツの振興・育成に取り組んでまいります。また、上秋津小学校の移転改築に伴い、その候補地となる現若もの広場の新たな整備に向けた取組を進めてまいります。  植芝盛平翁顕彰事業につきましては、合気道の講習会等を実施するとともに、翁ゆかりの北海道白滝村と茨城県岩間町との友好都市提携を5月に結ぶことを機に、より一層の交流を深めてまいります。  南方熊楠翁顕彰事業につきましては、第11回南方熊楠賞の授賞式をはじめ、邸の保存、邸内資料等の整理、蔵書内容の調査のほか、南方熊楠研究所、これは仮称でございますけれども、その建設に向けての取組を進め、翁の偉業を顕彰してまいります。  芸術、文化につきましては、第48回田辺市美術展覧会や第9回文協フェスティバル等を開催するほか、田辺市ふるさと文化振興基金を活用し、市民の文化活動の振興及び伝統文化の継承活動の支援をしてまいります。また、市内に所在する文化財の保存と調査研究の推進、文化財保存活動への助成、講演会や歴史民俗資料館における特別展等の開催に取り組んでまいります。  美術館につきましては、開館5年の節目を機会に、これまでに行った展覧会や作成図録、美術品の収蔵状況などの情報を美術館年報にまとめ、普及活動に役立てるとともに、紀南文化会館につきましては、地域に密着した文化施設として、さらに創造性のある企画の立案と機能の充実に努めてまいります。  市史編さん事業につきましては、昨年度に引き続き、通史編の編さんに取り組み、第三巻(近現代)を発刊し、併せて第二巻(近世)の原稿の作成に努めてまいります。  また、国際交流につきましても、ワイオン市との友好都市提携をこの2月にさらに5年間更新いたしましたが、今後も、小学生派遣事業を継続するとともに、国際交流協会と連携を図りながら取組を進めてまいります。  以上で、平成13年度の施策の重点と事業概要の説明を終わりますが、一般会計の予算額は258億8,000万円で、前年度と比較して6.7パーセントの減、これに特別会計と企業会計を合わせた予算総額は462億3,469万3,000円となっております。  詳細につきましては、関係部長から説明いたさせますので、ご審議の上、何とぞご賛同賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。              (市長 脇中 孝君 降壇) 休 憩 ○議長(森 哲男君)    この場合、午後1時まで休憩いたします。               (午前11時56分)             ──────────────── 再 開 ○議長(森 哲男君)    休憩前に引き続き会議を開きます。               (午後 1時03分) ○議長(森 哲男君)    続いて、補足説明を求めます。  総務部長、室井修一君。             (総務部長 室井修一君 登壇) ○総務部長(室井修一君)    それでは、私の担当いたします総務部関係の補足説明をさせていただきます。  まず、議案書の119ぺージから121ぺージをお願いいたします。  2定議案第14号 田辺市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、議員の調査研究に資するため必要な経費の一部として、議会における会派に対し、政務調査費を交付することに関し必要な事項を定めるものでございます。  なお、本条例における主要な規定事項につきましては、まず、政務調査費の交付対象は、議会における会派でありますが、所属議員が一人の場合も含むものとします。  次に、政務調査費の額は、当該会派の所属議員数に、月額1万5,000円を乗じて得た額を、毎年度4月30日までに交付するものでございます。また、会派の経理責任者の設置、収支報告書の提出及び交付を受けた政務調査費に残余がある場合の返還等を規定しております。  次に、122ぺージから123ぺージをお願いいたします。  2定議案第15号 市長、助役及び収入役の給与に関する条例及び田辺市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、市長、助役及び教育長の給料を減額するために改正するものでございます。市長につきましては、本年4月1日から6月30日までの3カ月間、月額88万円から79万2,000円に、助役につきましては、本年4月1日から同月30日までの1カ月間、月額73万2,000円を65万8,800円に、教育長につきましては、本年4月1日から5月31日までの2カ月間、月額66万円から59万4,000円にそれぞれ10パーセント減額するものでございます。  次に、138ぺージから139ぺージをお願いいたします。  2定議案第22号 岩間町及び白滝村との友好都市提携について承認をお願いするものでございます。  茨城県岩間町、北海道白滝村は、当市と同様、いずれも植芝盛平翁の生涯に非常に大きな意味を持つ翁ゆかりの町であり、両町村と本市は、これまでに翁を縁として、相互に交流を重ね、友好関係を温めてきたところでございまして、今回、それぞれの共通の誇りである翁の偉業や足跡を再認識するとともに、教育、文化、産業面での親密な交流を図ることにより、相互理解と友好親善を深め、それぞれの住民福祉の向上と3市町村のさらなる発展を期するために、友好都市の提携を行うものでございます。  次に、142ぺージから143ぺージをお願いいたします。  2定議案第34号 田辺市国民健康保険税条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  本件につきましては、国民健康保険被保険者のうち介護保険第2号被保険者が負担しなければならない介護給付費納付金が増額されたことに伴い、国民健康保険税として賦課する介護納付金課税額の税率等、所要の改正を行うものであります。  続きまして、167ぺージをお願いいたします。  平成13年度財団法人紀南文化会館の事業計画及び予算につきまして、ご説明させていただきます。  168ぺージにまいりまして、紀南文化会館事業を次のとおり計画するもので、一つ目といたしましては、文化振興事業であります。いわゆる自主文化事業を企画、実施し、優れた芸術を鑑賞する機会の提供を図るとともに、圏域内文化芸術団体の公演、または発表の場の提供と共催事業の実施にも努めてまいります。また、文化振興事業のもう一つの柱として、圏域内の文化芸術団体の活動を支援し、育成に努めてまいります。  二つ目は、管理運営事業でありますが、理事会や運営委員会を随時開催するほか、会館諸施設の利用の拡大を図るための広報活動や職員の資質向上にも取り組んでまいります。また、開館以来16年余の年月を経るに至り、館内各施設、設備に著しい経年劣化が見られますが、とりわけ音響及び照明設備等、修理が困難な設備機器の改修に取り組んでまいります。  次に、第1条 平成13年度財団法人紀南文化会館会計予算は、次に定めるところによる。第2条 収入支出予算の総額は、収入支出それぞれ5億6,195万5,000円と定めるものでございます。  次に、169ぺージの収入の部では、基本財産運用収入2万円、文化事業公演収入が1,178万円、雑収入が191万5,000円、田辺市からの補助金が1億5,499万円、周辺町村からの補助金が45万円、各市町村公民館活動として行われている紀南文化祭に対しまして、田辺周辺広域市町村圏組合からの文化事業補助金が80万円と見込んでおります。また、施設設備の改修に当たり、開館当初から将来の大規模改修のための財源として積み立ててまいりました施設整備積立基金1億9,500万円を取り崩すとともに、長期借入金収入1億9,500万円を合わせまして、当期収入の合計は5億5,995万5,000円で、これに前期繰越収支差額200万円を加えまして、収入合計は5億6,195万5,000円となっております。  次に、170ぺージからの支出の部でありますが、会館の管理費といたしまして、市からの派遣職員5人、財団職員1人、嘱託職員4人に係る人件費のほか、修繕料につきましては、屋上の雨漏れ改修であり、工事請負費3億9,000万円については、先に説明いたしました設備機器等の経年劣化に伴う音響及び照明設備の改修費用を計上いたしております。  次のぺージの備品購入費は、レストラン備品の冷凍冷蔵庫の購入費で、委託料は舞台操作をはじめ施設及び設備機器の保守点検、その他の検査及び清掃等に係る委託料であります。  次に、172ぺージの文化事業については、自主文化事業として、世界少年合唱団フェスティバルで最優秀に輝くドラケンスバーグ少年合唱団による合唱、劇団四季によるファミリーミュージカル、近松座歌舞伎の公演等を実施する予定で、そのほか田辺第九合唱団の公演等の共催事業を実施いたします。  次の施設整備積立預金支出金の29万4,000円は、前年度までの積立金に係る当年度利息金を積み立てるものでございます。  以上、当期支出合計5億6,195万5,000円を計上しているところでございます。  続きまして、予算書の5ぺージをお願いいたします。  2定議案第23号 平成13年度田辺市の一般会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ258億8,000万円と定める。  2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。  債務負担行為につきましては、第2条 地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、第2表債務負担行為によるもので、内容につきましては、13ぺージに記載のとおりでございます。  なお、翌年度以降にわたります支出等に関するものは、207ぺージから210ぺージをご参照願います。  地方債につきましては、第3条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第3表地方債によるもので、内容につきましては、14ぺージに記載のとおりでございます。  一時借入金につきましては、第4条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、30億円と定めるものでございます。  次に、歳出予算の流用、第5条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。  各項に計上した給料、職員手当等及び共済費(賃金に係る共済費を除く)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でこれらの経費の各項の間の流用ということでございます。  予算の内容につきましては、6ぺージから9ぺージまでに款項ごとの歳入を計上いたしておりますが、18ぺージからの目、節で、歳入の主なものを説明させていただきます。  まず、歳入で、市税につきましては、18ぺージから21ぺージにわたり、予算額73億6,437万3,000円で、前年度当初予算額70億6,817万2,000円に対し、4.2パーセントの増加となっております。  現年課税分の明細書につきましては、212ぺージにございますが、平成13年度の地方財政計画によりますと、地方税収入見込額は、税制改正後において県税は2.1パーセントの増加、市町村税は1.0パーセントの増加、全体としては1.5パーセントの増加と見込まれている中で、市民税につきましては、収入実績をも踏まえ、前年度当初予算に比して、2.7パーセントの増加を見込んでおります。  また、固定資産税につきましては、地価の下落修正による減少がある一方、負担調整率による増加と家屋の新増築分に係る増加が見込まれるため、前年度当初予算に比して6.6パーセントの増加となっております。  次に、21ぺージをお願いいたします。  地方譲与税の自動車重量譲与税1億5,300万円から、24ぺージの自動車取得税交付金1億4,600万円までは、それぞれの制度に基づき交付されるものでございます。  なお、24ぺージの地方特例交付金2億5,600万円は、平成11年度の税制改正による恒久的な減税に伴う地方税の減収額の一部を補てんするため、地方税の代替的性格を有する財源として交付されるものでございます。  25ぺージの地方交付税につきましては、73億円を計上、前年度より3億円の減となっております。これは臨時財政対策債の振替措置による算入額の減少や公共事業等の起債の充当率が臨時的に引上げられて、建設地方債へ振り替えられ、事業の執行等に応じて、交付税に算入される事業費補正の額が減少するためでございます。  次の交通安全対策特別交付金2,000万円は、歳出の土木費の交通安全施設事業の財源として充当いたしております。  次に、26ぺージから27ぺージの分担金及び負担金のうち26ぺージの分担金1億5,324万9,000円につきましては、農林水産業費の事業に対する受益者からの分担金を、27ぺージの負担金3億4,437万6,000円につきましては、民生費の保育所運営費負担金や養護及び特別養護老人ホーム措置費負担金のほか、教育費の負担金を計上いたしております。
     28ぺージからの使用料及び手数料のうち、28ぺージから30ぺージにかけての使用料3億3,210万9,000円につきましては、紀南文化会館、公営住宅使用料が主なもので、次に、30ぺージから32ぺージにかけての手数料1億9,748万1,000円につきましては、戸籍住民基本台帳手数料、清掃手数料が主なものでございます。  次に、32ぺージから37ぺージまでの国庫支出金の総額は26億7,179万3,000円で、これは歳出に計上いたしております補助事業の対象額を計上したもので、このうち32ぺージから34ぺージにかけての国庫負担金は18億9,020万6,000円で、この主なものは、知的障害者福祉費負担金、保育所運営費負担金、生活保護費負担金、道路橋梁及び街路事業費負担金でございます。  次に、34ぺージから36ぺージにかけての国庫補助金は7億1,869万5,000円で、これは漁港建設事業費補助金、御所谷地区の住宅地区改良事業費補助金等を計上いたしております。  次に、37ぺージの委託金6,289万2,000円、この主なものは国民年金費の委託金でございます。  次に、37ぺージから47ぺージまでの県支出金の総額は、24億1,925万7,000円で、これも国庫支出金と同様、歳出での補助事業の対象額を計上したもので、このうち37ぺージから38ぺージまでの県負担金は、3億2,927万2,000円でありますが、この主なものは地籍調査事業費負担金、保育所運営費及び国民健康保険基盤安定制度負担金等でございます。  次に、39ぺージから46ぺージにかけての県補助金では、19億5,532万円で、これは重度障害者等医療費や老人福祉医療などの民生費補助金と農業農村活性化農業構造改善対策事業費や松原地区の漁業集落環境整備事業費などの農林水産業費補助金が主なもので、次に46ぺージから47ぺージの委託金は1億3,466万5,000円で、この主なものは県税徴収や参議院議員通常選挙の委託金でございます。  次に、47ぺージから48ぺージにかけての財産収入の財産運用収入は、6,792万8,000円で、その主なものは各種基金の運用利子で、次の財産売払収入1,000万円は、市有地の売却収入を見込んでおります。  次に、49ぺージの寄付金5,023万円は、まちづくり整備費寄付金等を見込んでおります。  次の50ぺージから52ぺージにかけての基金繰入金5億2,644万円は、現在、一般会計で24の各種基金を設置しておりますが、基金にはその運用益を特定財源として事業を安定的、継続的に実施するための基金と各種事業の実施に伴う財源とするための基金を設置しております。13年度は、そのうち18の基金からの繰入れを予定しており、主なものは財政調整基金から2億円、減債基金から2億円、まちづくり整備基金から6,050万円及び市立美術館運営基金から2,000万円の繰入れをいたしております。  次に、53ぺージから56ぺージにかけての諸収入の総額は9億926万3,000円で、この主なものは上富田町、中辺路町、大塔村からの消防業務の受託事業収入、街路事業に伴う市土地開発公社負担分や市預金利子であります。  次に、56ぺージから58ぺージをお願いいたします。  市債は18億930万円で、前年度より4億1,790万円の減少となっており、これは主として上芳養小学校建築、芳養漁港建設事業等の減によるものでございます。  本年度の地方債のうち、元利償還が交付税に算入されるものは8億6,228万円で、全体の47.7パーセントになり、償還金の全額が市の負担となるものではございません。  以上で、歳入の説明を終わりまして、続いて歳出の説明に入らせていただきます。  59ぺージをお願いいたします。  議会費は、2億4,447万7,000円で、これは議員報酬及び職員7人分の給与等人件費がその主なもので、年間の議会活動及び運営に要する経費を計上いたしております。  次に、61ぺージから64ぺージにかけての総務費の一般管理費につきましては、12億8,705万5,000円で、市長ほか特別職の給料及び一般職員80人分の人件費が主なもので、退職手当4億435万3,000円につきましては、定年退職者15人分の退職手当を計上しております。  62ぺージの需用費4,836万円につきましては、本庁の光熱水費が主なものでございます。  同じく62ぺージから63ぺージまでの役務費の主なものは通信費で、本庁の電話料及び郵便料でございます。  63ぺージの委託料2,256万1,000円につきましては、庁舎の維持管理業務及び宿直業務の委託料が主なものでございます。  64ぺージの負担金補助及び交付金のうち自主防災組織育成事業費補助金200万円につきましては、町内会単位で結成された自主防災組織が地域の防災活動力を強化するため、消火器や担架、バール、掛矢等の防災資機材を購入する費用の8割を補助するもので、2月現在、84町内会のうち20町内会に自主防災組織が結成されております。  64ぺージから65ぺージまでの人事管理費の8,255万9,000円につきましては、臨時職員賃金25人分と嘱託員賃金7人分が主なもので、その他、職員の健康検査手数料及び採用試験委託料、職員の資質向上と事務処理能力を高めるための市町村職員研修協議会負担金及び自己啓発研修助成金並びに自治大学校、和歌山県実務研修、友好都市提携に基づくワイオン市への交流派遣研修などに要する経費でございます。なお、職員の給与費明細につきましては、200ぺージから206ぺージまでをご参照願います。  次に、65ぺージにまいりまして、財政管理費の61万円につきましては、これは予算編成、地方交付税、起債等財政関係に要する旅費、需用費を。  次に、会計管理費176万2,000円につきましては、収入役、会計課の出納及び決算事務に要する経費で、次のぺージの財産管理費3,462万8,000円は、普通財産の管理費等、それに物品集中購入関係は、庁内で一般的に使用する事務用品等で、積立金は財政調整、土地開発及び減債基金の利子を積み立てるものでございます。  次に、68ぺージから69ぺージまでの電子計算費1億5,404万1,000円につきましては、電子計算機本体とオンライン端末機並びにパソコン、ワープロの使用料及び賃借料が主なもので、委託料のうち電子計算機処理業務委託料4,689万8,000円につきましては、平成5年度から委託しているオペレーション業務及び平成7年度から一部業務委託している既存業務のシステム運用に要する経費でございます。  また、情報発信(インターネット)業務委託料200万円につきましては、地域情報化の一つとして、昨年度に引き続きインターネットによる情報の発信により、地域全体を日本はもとより世界各国にアピールするための委託費用でございます。  次に、69ぺージから70ぺージまでの公平委員会費129万4,000円につきましては、公平委員3人分の報酬とその運営に要する費用で、70ぺージの恩給及び退職年金費274万9,000円につきましては、2人分の遺族扶助料でございます。  次に、72ぺージをお願いいたします。  連絡所費1,994万9,000円につきましては、7連絡所の嘱託員賃金のほか、ファクシミリの使用料等の連絡所業務の遂行に要する経費でございます。  次に、75ぺージから76ぺージまでの諸費2億5,592万2,000円で、企画部の一部と併せて、私の方から説明させていただきます。  委託料1,850万円につきましては、広報紙等の文書配布や町内会放送による広報業務等に対する田辺市町内会連絡協議会への委託料でございます。  負担金補助及び交付金2億216万6,000円につきましては、財団法人紀南文化会館運営費補助金1億5,499万円、町内会館新築及び改修等補助金1,500万円、地方バス路線運行維持対策費補助金2,800万円が主なものでございます。  町内会館新築及び改修等補助金につきましては、町内会館の新築・改修、バリアフリー化及び合併処理浄化槽設置や町内会放送設備の新設・改修に対しての補助金であります。  次に、76ぺージ、償還金利子及び割引料3,300万円は、税の償還金及び還付加算金でございます。  次に、税務総務費は2億5,624万8,000円でありますが、主なものでは、税務関係職員34人分の人件費及び固定資産評価審査委員会委員報酬等でございます。  次の賦課費4,617万1,000円につきましては、課税事務に要する経費でございまして、納税通知書、台帳、申告書等の印刷費及び郵送料等の経常的な経費のほか、役務費では、固定資産税の平成15年基準年度評価替えに向けての鑑定評価手数料1,692万4,000円を、委託料の個人市民税賦課計算委託料700万円につきましては、賦課計算及び毎年改正されます税法改正等に対応するための費用を計上しております。  また、使用料及び賃借料285万1,000円のうち、申告受付支援システムソフト使用料128万1,000円につきましては、住民税申告受付事務に係る経費で、家屋評価支援システムソフト使用料149万1,000円につきましては、これまで手計算で行っていました家屋評価計算業務をコンピュータ処理するために要する経費を計上してございます。  次に、78ぺージ、徴税費3,847万8,000円は、市税の徴収関係に要する経費でございまして、市税前納等報奨金1,800万円のほか、督促状及び催告状等の印刷費及び郵送料、納税組合に対する補助金等を計上いたしております。  次に、79ぺージをお願いいたします。  戸籍住民基本台帳費1億6,867万2,000円につきましては、職員17人分の人件費のほか、戸籍・住民基本台帳等に係る事務やファクシミリ等、市民課で使用いたします機器の維持管理等に要する経費でございます。  また、住民基本台帳ネットワークシステム機器借料につきましては、住民基本台帳法の改正に伴い、平成14年8月から実施されます住民基本台帳の全国ネットワーク化に対応するための機器配備に要する経費であり、そのためのシステム改造費を委託料に計上しております。  次に、80ぺージをお願いいたします。  選挙費の選挙管理委員会費2,162万5,000円につきましては、選挙管理委員会委員4人分の報酬と職員2人分の人件費、その他所要の経費等を計上いたしております。  次に、81ぺージにまいりまして、選挙啓発費60万5,000円につきましては、新成人に配布する啓発物品、政治学習会の開催等の明るい選挙推進に関する費用を計上いたしております。  市長選挙費2,867万5,000円につきましては、平成14年2月19日の任期満了に伴う田辺市長選挙の経費を計上いたしております。  次に、82ぺージにまいりまして、参議院議員選挙費3,600万円につきましては、本年7月22日に任期が満了する参議院議員の選挙経費を計上いたしております。  ただいまご説明申し上げました経費の財源といたしましては、参議院議員選挙費は県支出の委託金を、その他につきましては一般財源をもって充てることにいたしております。  次に、86ぺージをお願いいたします。  監査委員費2,261万2,000円、主なものといたしましては、監査委員2人分の報酬と職員2人分の人件費ほか所要の経費を計上いたしております。  次に、91ぺージから92ぺージの国民年金費7,588万7,000円は、職員6人分と徴収員・啓発指導員の臨時職員等の給料、賃金及び電子計算機借料・通信費が主なもので、その他国民年金事業執行に要する諸経費を計上いたしております。  次に、95ぺージの児童措置費2億7,057万8,000円につきましては、児童手当の受給者に支給する扶助費が主なものでございます。児童手当につきましては、平成12年6月から、支給対象児童が、それまでの3歳未満から6歳到達後の最初の年度末まで拡大されましたが、本年6月からは所得要件の緩和により、支給率が現在の約72パーセントから85パーセント程度に引上げられることになっており、前年度当初予算と比較して7,647万8,000円の増額になっております。  次に、196ぺージをお願いいたします。  公債費42億3,507万8,000円のうち、公債諸費を除いた償還金及び利子の支払額42億3,358万2,000円は、12年度末の地方債現在高見込額383億9,039万6,000円の償還金、利子及び一時借入金利子で、このうち地方交付税算入額は19億2,960万3,000円で、支払額のうち45.7パーセントが措置されることになります。  なお、公債費の内容につきましては、211ぺージに関係調書を添付してございますので、ご参照願います。  次に、197ぺージから199ぺージにわたっております、諸支出金の総額は18億261万9,000円で、次の8特別会計へ繰出しております。  まず、国民健康保険事業特別会計繰出金は、保険基盤安定制度分、国50パーセント、県25パーセント、市25パーセントが2億4,700万円、国保財政安定化支援分、交付税算入分100パーセント、9,391万円と国保財政負担分となる出産育児一時金4,800万円、人件費1億2,355万2,000円、事務費1,728万1,000円の一般会計負担分と交付税算入分と直営診療所勘定分の2,100万円を合わせて5億5,074万3,000円を繰出し、国保会計の健全化を図ってまいります。  次に、簡易水道事業特別会計繰出金につきましては、古屋谷の簡易水道事業債の元利償還金に対して、60パーセント相当額54万1,000円を繰出しするもので、次の水道事業会計繰出金につきましては、元町西郷団地の造成と住宅地区改良事業において、水道管布設の際に借り入れた償還金344万5,000円を繰出しするものであります。  老人保健特別会計繰出金につきましては、医療費62億510万円の5パーセント分、3億1,025万5,000円、人件費等3,581万4,000円を合わせて3億4,606万9,000円を繰出しするもので、次の同和対策住宅資金等貸付事業特別会計繰出金につきましては、貸付金の償還に係る事務費335万1,000円を繰出しするもので、次の農業集落排水事業特別会計繰出金につきましては、補助対象事業における市の負担28.25パーセント及び単独事業に対し市債を差し引いた額と施設維持管理費、公債費等を加えた額2億4,868万6,000円を繰出しするもので、公共用地先行取得事業特別会計繰出金につきましては、平成5年度の田辺駅宿舎跡地及び平成6年度の田辺駅機関区跡地を取得するために借入れた市債の償還金9,331万円を繰出しするものであります。  次の介護保険特別会計繰出金につきましては、介護サービスに伴う費用総額から自己負担1割を除いた保険給付の12.5パーセント、4億510万4,000円と職員給与費及び事務費1億5,137万円の合計5億5,647万4,000円を繰出しするものです。  199ぺージの予備費といたしまして900万円をお願いいたすものでございます。  以上で、一般会計の補足説明を終わりまして、特別会計の説明に入らせていただきます。  234ぺージをお願いいたします。  2定議案第26号 平成13年度田辺市の交通災害共済事業特別会計予算は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,779万5,000円と定めるものでございます。  内容につきましては、239ぺージからの歳出でご説明申し上げます。  事務費301万1,000円の主なものといたしましては、会員募集通知や会員証の郵送に要する通信費のほか、市内の各団体にお願いして実施しております会員の加入取りまとめの手数料等でございます。  次に、事業費1,475万9,000円につきましては、本事業の目的でございます会員の方々が、交通事故により傷害を受けられた場合の見舞金が主なものでございます。  これらの歳出に要する財源といたしましては、会員の皆様に1人年額500円負担していただいております会費収入が主なものでございます。  続いて、247ぺージをお願いいたします。  2定議案第28号 平成13年度田辺市の老人保健特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ62億6,780万8,000円と定めるものでございます。内容につきましては、255ぺージの歳出からご説明いたします。  総務費の3,725万1,000円につきましては、職員の人件費、レセプト点検のための臨時職員賃金、それに電算のパンチ委託料等でございます。  256ぺージの医療諸費62億3,025万7,000円は、70歳以上の方及び65歳以上の重度障害者に対する医療費等を計上いたしております。  これらの歳出に伴う財源は、251ぺージから254ぺージにわたる支払基金交付金、国・県支出金及び一般会計繰入金等をもって充てることにいたしております。  別冊の予算書でございます。  1ぺージをお願いいたします。  2定議案第35号 平成13年度田辺市の国民健康保険事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ65億8,507万5,000円、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4,340万4,000円と定める。  2、事業勘定及び直営診療施設勘定の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。  一時借入金につきましては、第2条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、事業勘定12億円、直営診療施設勘定3,000万円と定める。  歳出予算の流用は、第3条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。  第1号 各項に計上した給料、職員手当等及び共済費(賃金に係る共済費を除く)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。  第2号 保険給付費の各項に計上された予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用を定めるものでございます。  それでは、予算の内容につきまして、事業勘定の歳入からご説明させていただきます。  9ぺージをお願いいたします。  国民健康保険税は、被保険者の増加及び介護保険第2号被保険者の負担増を見込み、26億1,857万2,000円を計上しております。また、介護保険制度施行2年目に当たり、新たに一般及び退職被保険者の介護納付金滞納繰越分も計上いたしております。  10ぺージの国庫負担金は、保険給付等に対する国の負担で、20億2,581万4,000円を、次の国庫補助金は、調整交付金で3億4,941万6,000円を計上いたしております。  11ぺージの療養給付費交付金は、退職被保険者等の医療費に関して、社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるもので、5億4,015万2,000円を計上いたしております。  12ぺージの連合会支出金の収納対策給付金1,157万8,000円は、介護保険制度を円滑に導入するために、平成12年、13年度に限り給付されるもので、平成12年度に引き続き、この収納対策給付金を介護納付金の財源に充てて、介護分の税額を軽減しております。  次の共同事業交付金は、1件当たり80万円以上の高額な医療費を対象として実施されている高額医療費共同事業により交付を受けるもので、6,603万5,000円を計上いたしております。  13ぺージの繰入金6億3,720万3,000円は、一般会計及び国民健康保険基金からの繰入れでございます。  14ぺージの繰越金につきましては、平成12年度決算から想定される剰余金を受け入れるものであります。  続きまして、事業勘定の歳出についてご説明申し上げます。  17ぺージをお願いします。  総務費の総務管理費につきましては、1億4,024万8,000円で、職員16人分の人件費と和歌山県国民健康保険団体連合会負担金などを、18ぺージから20ぺージの徴税費5,177万7,000円は、保険税の収納率向上特別対策事業費、賦課徴収業務に必要な経費を計上いたしております。  21ぺージの療養諸費の36億5,143万6,000円は、療養給付、療養費及び診療報酬請求の審査に要する経費を、22ぺージの高額療養費3億6,976万8,000円は、被保険者の一部負担金が高額となる場合に給付を行うものであります。  出産育児諸費7,200万円は、被保険者の出産に対して給付を行うものであり、23ぺージの葬祭諸費1,575万円は、被保険者の葬祭を行った者に対して給付を行うものでございます。  24ぺージの老人保健拠出金17億6,233万2,000円は、老人保健医療費の本市国保負担分で、社会保険診療報酬支払基金に拠出するものであります。  次の介護納付金3億7,541万7,000円は、国保の被保険者のうち、40歳から65歳未満の介護保険第2号被保険者分として、同じく社会保険診療報酬支払基金に支払うものであります。  25ぺージの共同事業拠出金は、高額な医療費支出に備えて、県下各保険者が行う高額医療費共同事業などに拠出するものでございます。
     25ぺージから26ぺージの保健事業費3,535万1,000円は、被保険者の健康の保持増進のため実施する保健事業に要する経費であり、高齢者健康指導事業のほか、骨密度測定、健康チェック補助などを行っております。  次の基金積立金は、国民健康保険基金の運用益の積立てを、27ぺージの公債費は一時借入金の利子を、償還金及び還付加算金は、過誤納還付金等であり、新たに介護納付金分も計上いたしております。  28ぺージの繰出金199万2,000円は、へき地診療施設運営費繰出金で、直営診療施設勘定に繰り出すものでございます。  続きまして、直営診療施設勘定について、歳入から説明させていただきます。  41ぺージをお願いします。  外来収入2,038万9,000円は、国民健康保険、社会保険、老人保健などからの診療報酬及び本人からの一部負担金など、43ぺージの事業勘定繰入金199万2,000円並びに一般会計繰入金2,100万円は、それぞれ事業勘定並びに一般会計からの繰入れを受けるものでございます。  次に、45ぺージからの歳出について説明申し上げます。  まず、総務管理費3,432万7,000円は、診療所勤務職員2人分の人件費と臨時看護婦賃金及び長野診療所の非常勤嘱託医の報酬、上芳養、中芳養及び秋津川診療所の出張診療委託料、国保診療施設連絡協議会負担金などを計上いたしております。  46ぺージから47ぺージの医業費804万7,000円は、医療用消耗器材費、診療に要する薬品代及び各種検査手数料でございます。  以上で、私の担当いたします部門の補足説明を終わらせていただきます。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたします。             (総務部長 室井修一君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、企画部長、杉坂繁一君。             (企画部長 杉坂繁一君 登壇) ○企画部長(杉坂繁一君)    企画部関係の予算につきまして、補足説明をさせていただきます。  予算書の67ぺージをお願いいたします。  まず、企画費でございますが、本年度は、市町村合併や各種行政課題、事業を検討するための経費1,485万6,000円を計上してございまして、そのうち主なものについてご説明申し上げます。  まず、市町村合併関係でございますが、住民の皆さんにご議論をいただくための情報提供事業として、シンポジウムの開催や啓発資料の作成等をするための経費として160万円を計上してございます。  プランニング業務委託料300万円につきましては、緊要性の高い行政課題等について検討や調査を実施するためのものでございます。  負担金補助及び交付金568万4,000円につきましては、田辺周辺広域市町村圏組合への一般運営経費負担金542万9,000円のほか、各種団体への負担金等でございます。  積立金283万6,000円につきましては、地域づくり推進事業基金約4億円の利子を積み立てるものでございます。  続きまして、広聴広報費でございます。1,878万2,000円を計上いたしておりまして、広聴・広報業務を円滑に進めるための経費でございます。  主なものといたしまして、需用費の印刷費1,320万円は、行政に関する情報を市民の皆さんにお知らせしております「広報田辺」の発行に要する経費でございます。  次に、住居表示費でございます。田辺市では、よりよい市民生活を営んでいただくために、分かりやすいまちづくりを推進すべく、昭和51年度から平成12年度まで新万、朝日ケ丘をはじめとして、城山台まで、19の町を実施してきております。  平成13年度は、元町のうち目良地区の住居表示実施を計画しております。本年度は、総額1,410万1,000円を計上しており、その主なものは委託料1,342万円であります。  続きまして、71ぺージの田辺市史編さん事業費でございます。田辺市史編さん事業は、昭和62年度から、「田辺市史」全10巻の編さんに取り組んでいる事業でございます。  この事業は、田辺市を中心とする歴史の発展過程を歴史資料に基づき編さんするもので、これまで資料の収集、調査・研究を重ね、現在までに全10巻のうち、史料編の7巻を刊行いたし、また通史編の1冊目となる第1巻についても、ほぼ原稿が完成、今年中の刊行を目指し、平成12年度予算におけるその印刷製本費を明許繰越ししているところであります。  本年度は、通史編3巻のうち2冊目の巻となる第3巻の印刷製本費及び最終巻となる第2巻の原稿完成に必要な資料の収集、調査・研究の経費として2,355万4,000円を計上いたしております。  次に、72ぺージのまちづくり推進事業費をお願いいたします。  まちづくり推進事業費は、市民の主体的なまちづくり活動を促進するための経費として870万4,000円を計上いたしております。  主なものをご説明しますと、報償費58万円につきましては、市民や団体、企業、行政が共に公共を担う地域社会の構築のため、それぞれの役割と協働の理念の明確化や市民、市民団体の公共活動の促進に係る支援方針を策定する委員会設置に伴う委員謝礼金及び市民のまちづくり意識の高揚、まちづくり活動の促進のための市民活動促進講座開催に伴う講師謝礼でございます。  旅費39万円につきましては、市民活動促進講座の講師及び支援方針策定委員会に伴う学識者等の費用弁償、また、これらの打合せ協議に係る職員の普通旅費でございます。  負担金補助及び交付金753万1,000円につきましては、和歌山県が南紀熊野体験博を継承して、地域に芽生えた住民主体の地域おこしによる郷里づくりを推進していくため、紀南の16市町村で設立する南紀熊野21協議会の負担金153万1,000円、また、市民活動団体が主体的に行う地域の特性を生かした地域づくり及び地域の情報発信に寄与するソフト事業を支援するために、I LOVE TANABE市民活動支援補助金350万円、そして、地域の特性を生かした施設整備を行う市民活動団体を支援するためのまちづくりがんばれ補助金250万円でございます。  続いて、地籍調査事業費でございます。本年度におきましては、平成12年度からの継続事業地区として、秋津町、中万呂、上芳養のそれぞれ一部について認証手続等を行い、事業の仕上げを進めてまいります。  新規地区といたしましては、下万呂、新庄町、中三栖、芳養町のそれぞれ一部を予定しておりまして、総事業費1億802万2,000円を計上いたしております。  主なものをご説明いたしますと、報酬の359万5,000円は、地籍調査を行う際の地元の推進委員への経費でございます。また、委託料8,580万円につきましては、新規地区及び継続地区の測量委託料等でございます。  使用料及び賃借料の314万5,000円につきましては、地籍調査の事務支援及び管理システムの使用料等でございます。  続きまして、74ぺージの人権推進費でございます。  人権推進費につきましては、人権教育・啓発の推進、男女共同参画社会づくりに向けた女性施策の推進に要する費用で330万6,000円を計上いたしております。  人権教育・啓発の推進では、平成12年度に策定いたしました人権教育のための国連10年田辺市人権・啓発基本計画に基づき、庁内に設置している田辺市人権教育のための国連10年推進本部を中心にして、関係部署の実施計画を作成し、市内の関係機関・団体・企業等との連携や市民参画も大切にしながら総合的かつ計画的に取組を進めます。  また、男女共同参画社会づくりの推進では、庁内に設置しております田辺市男女平等施策推進本部を中心にして、平成12年3月に作成いたしました田辺市男女共同参画プランに基づいた関係部署の実施計画に沿った施策を総合行政で進めるとともに、田辺市女性問題連絡会等の関係団体と連携し、女性問題解決に関する啓発活動を行います。  続きまして、84ぺージの統計調査総務費でございます。  統計調査総務費1,527万4,000円につきましては、職員2人の人件費が主なものでございます。  続きまして、指定統計調査費489万4,000円につきましては、平成13年度に実施する事業所、企業統計調査ほか、4件の統計調査に伴う費用でございます。なお、昨年度に比べ大幅な減額になっておりますが、昨年度は、5年に1度の国勢調査を実施したためでございます。  続きまして、103ぺージの同和対策総務費をお願いいたします。  同和対策につきましては、地対財特法の期限が最終年度を迎え、田辺市がこれまで取り組んでまいりました事業の成果を損なうことなく、課題解決に努め、一般施策への移行が図られるよう、引き続き取組を進めます。  同和対策総務費につきましては、8,192万8,000円を計上いたしております。  主なものといたしまして、職員7人の人件費のほか、賃金の880万5,000円は、「田辺同和史」編さんに係る嘱託職員等への賃金で、旅費の57万9,000円につきましては、同和問題課題解決のための研修会や集会などへの参加に要する経費でございます。  また、負担金補助及び交付金360万7,000円につきましては、田辺市同和対策委員会補助金等、例年、支出いたしている補助金等でございます。  続きまして、104ぺージの隣保館費でございます。  隣保館事業につきましては、地域住民はもとより、周辺住民を含む幅広い活動を展開してきたことから、交流の場として大きな成果を得ることができました。本年は1億929万円を計上いたしております。  主なものといたしまして、職員10人の人件費と、今後も地域住民の生活基盤確立、教育・啓発等の取組や人権と福祉のまちづくりを推進するための拠点、いわゆるコミュニティーセンターとして取り組むための経費。それに健康増進・保持を目的に、市民の皆様方に大変好評をいただいております、デイサービス事業の一層の充実を図るための経費と隣保館の維持管理・運営経費でございます。  備品購入費42万7,000円につきましては、健康器具及び館用器具購入等の経費でございます。  最後に、240ぺージをお願いいたします。  2定議案第27号 平成13年度田辺市同和対策住宅資金等貸付事業特別会計予算でございます。  この事業につきましては、住宅資金等貸付業務は、平成8年度をもって終了いたしておりますので、現在の事業の内容は、貸付金の償還業務と国、県への起債の返還であります。したがって、平成13年度予算につきましては、償還業務の事務費と公債費であり、歳入歳出予算の総額を1億8,872万円と定めるものでございます。  詳細につきましては、245ぺージをご参照いただきたいと思います。  参考までに、貸付件数は、新築資金496件、改修資金197件、宅地取得資金406件で、合計1,099件であり、うち償還完済件数は497件で、現在、償還中の件数は602件であります。  なお、償還業務につきましては、償還促進委員の皆さん方のご協力をいただきながら、今後も根気よく、きめ細かな償還に努めてまいりたいと思っております。  以上、企画部関係の補足説明を終わらせていただきます。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。             (企画部長 杉坂繁一君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、保健福祉部長、田中憲君。            (保健福祉部長 田中 憲君 登壇) ○保健福祉部長(田中 憲君)    それでは、保健福祉部関係の議案について補足説明をさせていただきます。  議案書の124ぺージから126ぺージをお願いいたします。  2定議案第16号 田辺市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  内容といたしましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき、一般廃棄物最終処分場の拡張に係る生活環境影響調査結果の住民縦覧等の手続を定めることと、処理困難物の大きさ及びリサイクル率に基づき、処理手数料の適正化を図るために改正するものでございます。  続きまして、議案書の140ぺージから141ぺージをお願いいたします。  2定議案第32号 田辺市介護保険条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  内容といたしましては、介護認定審査会の委員の定数20人を24人に変更するとともに、介護保険法の一部改正により、被保険者等に関する調査の対象に世帯員が加えられたことに伴い、必要な改正を行うものでございます。  条例の議案の説明を終わらせていただきまして、平成13年度当初予算の内容についてご説明させていただきます。  予算書の70ぺージをお願いいたします。  2款総務費、1項総務管理費、総務管理費のうち市民生活費568万4,000円につきましては、市民活動災害補償保険料、市民法律相談事業委託料と負担金補助及び交付金が主なもので、負担金補助及び交付金212万6,000円は、田辺地区防犯協議会負担金及び田辺市暴力追放協議会補助金等であります。  続きまして、3款民生費、1項社会福祉費に移ります。  87ぺージから94ぺージまでです。  87ぺージからの社会福祉総務費2億6,261万9,000円につきましては、主な歳出は、職員の人件費のほか、社会福祉協議会、民生児童委員協議会等福祉団体への補助金及び地域福祉基金の積立金等であります。  負担金補助及び交付金のうち、社会福祉施設等整備事業利子補給補助金につきましては、社会福祉施設等の整備のため、民間社会福祉法人等が社会福祉医療事業団から借り入れた資金に係る償還金利子の一部を補助するもので、今年度は五つの社会福祉法人を対象としております。地域保健福祉推進補助金につきましては、地域における先導的保健福祉事業に対し補助を行い、地域福祉の振興を図るものであります。  また、社会福祉協議会が実施しております福祉タクシー券交付事業に対する補助金を計上しております。  貸付金の応急小口資金貸付金につきましては、貸付限度額5万円の50件分を計上いたしております。  続きまして、89ぺージからの身体障害者福祉費4億7,428万9,000円につきましては、賃金のうちの身体障害者介護人賃金は、重度の視覚障害者や聴覚障害者等の社会参加を促進するため、盲人ガイドヘルパー、手話奉仕員、要約筆記奉仕員の派遣に伴う賃金であります。  報償費の主なものといたしましては、重度の視覚障害者及び20歳未満の障害児者に支給する重度障害者等福祉年金であります。  委託料では、身体障害者福祉ホームに居住する重度身体障害者に対して介助サービスを提供することにより、重度身体障害者の自立生活を支援することを目的とする身体障害者自立支援事業委託料や在宅の障害者に対する支援のため、市社会福祉協議会に委託しています障害者生活支援事業委託料などのほか、身体障害者等のホームヘルプサービス、デイサービス、訪問入浴サービス各事業の委託料を計上いたしております。  負担金補助及び交付金では、小規模通所授産施設への運営費補助や重度身体障害者のいる世帯の住宅改造費の補助、民間事業者が所有する既存の公共的施設のバリアフリー化に要する改修費の一部助成など、扶助費では、重度障害者等への医療費、施設への入所委託費、身体障害者補装具費及び日常生活用具費等であり、新たに本年度より県から市に事務委譲されます重度身体障害児者紙おむつ給付事業費を計上いたしております。  続きまして、90ぺージからの知的障害者福祉費3億9,193万1,000円につきましては、まず委託料では、知的障害者の日常生活に関する相談相手を紹介する生活相談員紹介事業委託料であります。  負担金補助及び交付金では、小規模通所授産施設への運営費補助やグループホームの運営に対して補助を行うほか、授産施設に通所する障害者の方々の通勤費に対する補助を計上しておりますとともに、社会福祉法人南紀のぞみ会が上芳養に計画しております知的障害者更生施設建設費の補助を計上しております。  また、扶助費には、施設への入所委託費、施設入所者の医療費、知的障害児者の日常生活用具費が含まれております。  続きまして、92ぺージをお願いいたします。  市民総合センター管理費6,087万4,000円につきましては、田辺市民総合センターの建物等の維持管理に要する経費を計上いたしております。  主なものは、管理人等の賃金、電気・水道料金の光熱水費や施設修繕料及び車両・施設燃料費等の需用費、電話料、郵便料の通信費及び清掃手数料等の役務費及び各種保守点検、清掃等の委託料等となっております。  続きまして、2項児童福祉費に移ります。94ぺージから98ぺージまでです。  児童福祉費5億3,731万円につきまして、委託料では、家庭で児童の養育が一時的に困難になった場合や、仕事などの関係で夜間にわたる養育が困難になった場合に、児童養護施設等を利用して、その福祉の向上を図る子育て支援短期利用事業委託料や通園の方法で日常基本動作の指導や集団生活への適応訓練を行う障害児通園事業委託料を計上いたしております。  また、負担金補助及び交付金といたしまして、社会福祉法人立の認可保育所5園及び広域委託の保育所の運営費に係る負担金及び補助金並びに田辺市が独自に新設いたしました一定要件を満たしながら、生後6カ月未満の児童を保育している無認可保育所に対する補助金等として4億2,077万7,000円です。  扶助費では、身体障害児の補装具費、乳幼児医療費、特別な理由により病院等で出産ができない妊産婦に対する助産扶助、母子生活支援施設への措置費を計上いたしております。その他、家庭児童青少年相談室の相談員2名の賃金及び活動費、遺児に対する奨学金等を計上いたしております。  続きまして、95ぺージの母子福祉費39万6,000円につきましては、ひとり親家庭等の子供で、小学校及び中学校に入学する児童に対する記念品代としての報償費と母子寡婦福祉連合会の活動に対する補助金などを計上いたしております。  続きまして、保育所費8億5,694万6,000円につきましては、公立保育所8園の職員の人件費と臨時保育士等の賃金、嘱託医師等への謝礼、給食賄い材料費、修繕費、備品購入費など、保育所の維持管理及び運営に関する費用を計上いたしております。  続きまして、97ぺージの母子等医療費4,455万2,000円につきましては、母子家庭及び父子家庭等の医療費に対する扶助費を計上いたしております。  続きまして、3項老人福祉費に移ります。98ぺージから101ぺージまでです。  老人福祉費6億907万8,000円につきましては、高齢者福祉に係る経費を計上いたしております。  委託料では、田辺市高齢者複合福祉施設たきの里の運営を田辺市社会福祉事業団に委託しているのをはじめ、基本的生活習慣を習得させるための支援・指導や家事に対する支援・指導を行う生活管理指導員派遣事業委託料、高齢者ができる限り介護状態に陥ることなく、健康で生き生きとした生活を送れるよう支援する介護予防事業委託料、いきがい活動通所支援事業委託料等を計上いたしております。
     敬老事業委託料は、町内会連合会へ敬老の日を中心とした敬老行事を委託するものです。  備品購入費につきましては、ひとり暮らしの高齢者の支援を図るために、緊急通報装置160台分を計上いたしております。  また、負担金補助及び交付金といたしまして、市の単独事業として、市町村民税非課税世帯のうち、特に低所得者について、申請により介護保険サービス利用料負担金を助成する制度を新設するのをはじめ、昨年から実施しているホームへルプサービス利用料軽減補助金や老人はり・きゅう・マッサージ施術費助成金、田辺市シルバー人材センター運営費補助金、高齢者の居住環境の整備を図るための高齢者住宅改造補助金等と施設整備の充実を図るため、高齢者生活福祉センターの整備に対する補助金を計上いたしております。  次に、扶助費では、要介護4または5に該当する人を介護する市町村民税非課税世帯で、過去1年間に介護保険のサービスを受けなかった人を介護している世帯に支給する家族介護者慰労金支給事業を新設するのをはじめ、養護老人ホームへの措置費、老人医療費、家族介護用品支給事業、寝たきり老人見舞金等を計上いたしております。  続きまして、100ぺージの老人憩の家費1,246万4,000円につきましては、老人憩の家松風荘とやすらぎ荘に係る予算で、運営・管理を社会福祉協議会に委託しております。その委託料とその他必要経費を計上いたしております。  次に、老人集会所費92万1,000円につきましては、天神老人集会所の管理に係る予算で、地元町内会へ委託しておりまして、その委託料と必要経費を計上いたしております。  続きまして、4項生活保護費に移ります。101ぺージから103ぺージまでです。  生活保護総務費6,401万1,000円につきましては、職員の人件費のほか、研修や施設入所者の訪問、また扶養義務者調査などに係る旅費及びレセプト点検委託料等を計上いたしております。  続きまして、扶助費7億4,000万円につきましては、被保護世帯に係る生活、住宅、教育、医療、介護等の扶助費を計上いたしております。長引く景気低迷、雇用形態の変化、生活環境の変化などにより、保護の相談件数も増加すると予想されますが、民生児童委員及び関係機関との連携を深めるとともに、相談者に対し、よりきめ細やかな対応を図り、適正な生活保護の実施に努めてまいります。  続きまして、援護費622万円につきましては、低所得世帯、生活保護世帯に対する年末見舞金や生活保護世帯のゴミ分別指定袋購入助成金、入院中における介護料並びに入院差額費等を計上いたしております。  続きまして、106ぺージの6項災害救助費に移ります。  災害救助費1,390万円につきましては、災害救助法が適用された場合の最高限度額350万円の災害援護資金貸付金及び市単独の貸付金に係る銀行への預託金、また寄付金として、災害見舞金と災害弔慰金をそれぞれ計上いたしております。  続きまして、4款衛生費、1項保健衛生費に移ります。107ぺージから111ぺージまでです。  保健衛生総務費10億7,442万1,000円につきましては、職員の人件費のほか、報償費につきましては、主に母子保健事業に係る医師及び講師謝礼を計上いたしております。  委託料は、妊産婦・新生児訪問指導を助産婦会へ、乳幼児の精密検査及び妊婦の健康診査を医療機関へお願いする経費でございます。また、精神障害者施策として、訪問介護試行的事業の委託料を計上いたしております。  負担金補助及び交付金では、公立紀南病院組合や田辺周辺広域市町村圏組合への負担金、老人保健施設等への整備事業利子補給補助金等となっております。  精神障害者施策として、精神障害者の雇用支援を行う雇用支援センターに対する補助金を計上いたしております。  扶助費の精神障害者医療費につきましては、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第32条に認定された通院患者の医療費の自己負担分を助成するものであります。  続きまして、109ぺージの予防費1億3,253万3,000円につきましては、主に予防接種や老人保健事業等に係る賃金や医師等への報償費、健康カレンダーの印刷費や予防接種ワクチン代などの需用費を計上いたしております。  委託料としては、基本健康診査をはじめ各種検診の健康検査に係る委託料及び予防接種や在宅要介護者への歯科訪問指導に係る医療機関への委託料となっております。  続きまして、斎場費1,924万円につきましては、火葬などの斎場業務委託料のほか、施設の維持管理に係る所要の経費でございます。  続きまして、110ぺージからの環境衛生費2億1,526万5,000円につきまして、主なものは、市営墓地の維持管理費、小溝の清掃及び消毒に係る経費、背戸川排水路の浄化施設の維持管理費、河川・排水路等の水質検査手数料、合併処理浄化槽設置整備事業費補助金などでございます。このうち合併処理浄化槽設置整備事業費補助金につきましては、生活雑排水の適正処理のため推進しております合併処理浄化槽の設置に対する補助金として1億9,065万6,000円を計上してございます。  続きまして、2項清掃費に移ります。112ぺージから115ぺージまでです。  清掃事業所関係につきましては、予算総額13億8,286万2,000円で、ごみを適正かつ効率的な収集処理を推進するとともに、ごみの減量、再商品化については、従来の指定袋による定期収集と並行して、古紙類、ペットボトル、アルミ缶、スチール缶、瓶類などの資源ごみについて、拠点回収事業を充実させてまいります。  また、ひっ迫している最終処分場の延命対策として、当初計画の埋立地面積及び容量を拡張する計画を進めてまいります。  清掃総務費3億4,997万8,000円につきましては、職員41人分の人件費でございます。  塵芥処理費5億1,671万5,000円につきましては、家庭ごみの収集・運搬及び焼却施設、最終処分場、浸出水処理施設の維持管理のための経費であり、主なものは需用費の2億2,403万3,000円で、ごみの適正処理を行うための施設の光熱水費、修繕費、薬剤費などでございます。  委託料につきましては、主なものといたしまして、最終処分場の埋立容量を拡大するための実施設計に伴う費用や家庭ごみ収集業務の一部民間委託に伴う費用、施設の保守点検業務委託などに伴う費用でございます。また、新規事業としまして、ペットボトル選別作業の委託料も計上いたしております。  工事請負費につきましては、平成12年度に購入いたしました自動式破砕機及び運搬用ホイールローダーの車庫を整備する費用でございます。  工事明細につきましては213ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料57ページをご参照願います。  また、負担金補助及び交付金につきましては、町内会や子供会などの団体が、自主的に回収された古紙類などに対し補助を行う資源集団回収事業実施団体奨励補助金等でございます。  し尿処理費5億1,616万9,000円につきましては、し尿収集運搬料金等協議会運営費用と清浄館におけるし尿処理費用並びに施設の維持管理費用などに対する田辺市負担金でございます。  続きまして、140ぺージからの8款土木費、3項交通対策費に移ります。  交通対策費のうち交通対策総務費474万円につきましては、交通安全の指導啓発に取り組んでいただいております交通指導員の皆様方の報酬及び制服や安全装備等の購入費、交通安全啓発物品等の購入費が主なものです。  負担金補助及び交付金158万8,000円は,交通安全活動に取り組んでいただいております各種団体への補助金等であります。  続きまして、153ぺージをお願いいたします。  都市計画費のうち地域汚水処理施設管理費1,655万3,000円につきましては、神島台及び中芳養団地処理場における光熱水費、修繕費など施設の維持管理に係る経費のほか、浄化槽保守点検管理に要する経費でございます。うち積立金955万6,000円は、地域汚水処理施設管理基金への積立金であります。  続きまして、特別会計予算のご説明に移らせていただきます。  291ぺージをお願いいたします。  2定議案第33号 平成13年度田辺市の介護保険特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ34億2,693万3,000円、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億26万4,000円と定める。  第2項 保険事業勘定及び介護サービス事業勘定の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表 歳入歳出予算による。  第2条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。  各項に計上した給料、職員手当等及び共済費(賃金に係る共済費を除く)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でこれらの経費の各項の間の流用。  内容につきましては、保険事業勘定の305ぺージの歳出からご説明いたします。  305ぺージから306ぺージにかけての1項総務管理費1億3,224万2,000円は、人件費及び事務費並びに和歌山県国民健康保険団体連合会への会員負担金などを計上いたしております。  2項徴収費410万4,000円は、第1号被保険者保険料の賦課徴収業務に要する経費でございます。  307ぺージの3項介護認定審査会費2,885万8,000円は、介護認定審査会委員報酬907万2,000円及び主治医意見書手数料1,658万円が主なもので、ほか介護認定に要する事務費であります。  308ぺージの4項計画策定委員会費15万円は、介護保険事業計画の各年度ごとの達成状況等を分析、評価を行うために要する経費で、委員報酬が主なものです。  309ぺージから310ぺージにかけての1項介護サービス等諸費は、要介護者の認定を受けた被保険者に対する保険給付費でございまして、訪問介護、訪問看護等指定居宅サービスを受けた場合の居宅介護サービス給付費として10億2,111万9,000円、要介護認定申請前に緊急やむを得ない理由により指定居宅サービスを受けた場合の特例居宅介護サービス給付費として510万5,000円、特養・老健・療養型病床群等の介護保険施設から指定施設サービスを受けた場合の施設介護サービス給付費として19億9,033万1,000円、要介護認定の申請前に緊急やむを得ない理由により指定施設サービスを受けた場合の特例施設介護サービス給付費として995万2,000円、居宅要介護被保険者が入浴または排泄の用に供する特定福祉用具を購入したときに支給される居宅介護福祉用具購入費として720万円、居宅要介護被保険者が手すりの取り付け、段差の解消等の住宅改修を行ったときに支給される居宅介護住宅改修費として1,440万円、指定居宅介護支援事業者が居宅要介護被保険者に居宅サービス計画(ケアプラン)を策定したときに行われる保険給付である居宅介護サービス計画給付費として7,920万円、居宅要介護被保険者が指定居宅介護支援事業者以外から、居宅サービス計画を策定したときの特例居宅介護サービス計画給付費として39万6,000円等、計31億2,770万3,000円を計上いたしております。  310ぺージから311ぺージにかけての2項支援サービス等諸費8,692万9,000円は、要支援の認定を受けた被保険者に対する保険給付費でございまして、内容といたしましては、前ぺージでご説明いたしました介護サービス等諸費と同様でございます。  311ぺージから312ぺージにかけての3項その他の諸費492万3,000円は、国保連合会に支払う介護報酬の審査支払手数料でございます。  4項高額介護サービス等費2,126万2,000円は、一月の自己負担額が著しく高額になった場合、被保険者に対して保険給付を行うものでございます。  313ぺージの5項市町村特別給付費300万円は、紙おむつの給付に係る補助金でございます。  1項財政安定化基金拠出金1,580万9,000円は、市町村の介護保険財政の安定化に資するため県に設置される基金に対して、毎年度拠出する負担金でございます。  314ぺージの1項介護給付費準備基金積立金24万2,000円、2項介護保険円滑導入基金積立金88万1,000円は、いずれも基金から生じる運用益を積み立てるために計上いたしております。  315ぺージの1項償還金及び還付加算金33万円は、第1号被保険者保険料の還付金等でございます。  次に、298ぺージからの歳入についてご説明いたします。  介護保険料は、65歳以上の高齢者が負担する第1号被保険者保険料として3億8,378万8,000円を計上いたしております。  299ぺージの国庫負担金は、介護給付費に対して国が行う負担であり、6億4,816万3,000円、国庫補助金は、調整交付金1億8,926万3,000円及び事務費交付金として1,442万8,000円を。  300ぺージの支払基金交付金は、第2号被保険者保険料として社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであり、10億6,946万9,000円を、県負担金は、県が行う負担であり、4億510万2,000円を。  301ぺージの一般会計繰入金は、介護給付費及び職員給与費等に対する一般会計からの繰入金5億5,647万4,000円を。  302ぺージの基金繰入金は、介護保険円滑導入基金等からの繰入金1億5,873万7,000円を計上いたしております。  その他の歳入として手数料、繰越金、財産運用収入、延滞金・加算金及び過料、預金利子、雑入を見込んでおります。  次に、322ぺージから325ぺージの介護サービス事業勘定でございますが、325ぺージの歳出からご説明いたします。  居宅サービス事業費2億26万4,000円につきましては、訪問介護事業、訪問入浴事業は社会福祉協議会に、通所介護事業を社会福祉協議会と田辺市社会福祉事業団に委託を行うための経費として計上いたしております。  続きまして、歳入についてご説明いたします。324ぺージをお願いいたします。  1項介護給付費収入は、要介護者と認定された被保険者に係る介護報酬等1億6,911万5,000円を、2項予防給付費収入は、要支援者と認定された被保険者に係る介護報酬等1,112万2,000円を計上いたしております。  325ぺージの3項自己負担収入2,002万7,000円につきましては、被保険者本人からの一部負担金でございます。  以上で、保健福祉部関係の補足説明を終わらせていただきます。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。            (保健福祉部長 田中 憲君 降壇) 休 憩 ○議長(森 哲男君)    この場合、暫時休憩いたします。               (午後 2時38分)             ──────────────── 再 開 ○議長(森 哲男君)    休憩前に引き続き会議を開きます。               (午後 2時53分) ○議長(森 哲男君)    続いて、経済部長、平本寿男君。             (経済部長 平本寿男君 登壇) ○経済部長(平本寿男君)    それでは、経済部関係の議案並びに予算につきまして、補足説明を申し上げます。  最初に、議案書の127ぺージをお願いいたします。  2定議案第17号 田辺市漁港管理条例の一部改正について、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするもので、本件につきましては、漁港法の一部改正により、漁港区域内における放置船舶等の規制が同法に基づき行われることとなり、所要の改正を行い、より秩序ある漁港利用を図るものでございます。  続きまして、一般会計予算の補足説明に移らせていただきます。  別冊予算書の67ぺージでございます。  総務管理費の市有林撫育費10万9,000円は、龍神及び十津川市有林管理に係る経費でございます。  次に、115ぺージをお願いいたします。  労働諸費1,559万円でございますが、負担金補助及び交付金1,059万円は、職業訓練法人田辺広域圏職業訓練協会補助金や田辺市雇用促進奨励金補助金などであります。  また、貸付金500万円は、中小企業勤労者生活資金貸付預託金であります。  次のぺージの農業費、農業委員会費1,005万5,000円は、農業委員27名の報酬をはじめ、委員会活動に要する経費のほか、各種負担金であります。  農業総務費1億137万2,000円は、職員の人件費であります。  117ぺージの農業振興費3億1,554万1,000円は、地域農業の担い手育成、農地の流動化による優良農地の確保と利用促進及び基幹作物であるウメや柑橘等農作物の振興事業の推進に対する経費であります。  報償費356万7,000円は、中山間地域等直接支払交付金の実施に係る謝礼、生産調整推進対策推進委員謝礼及び農地流動化推進員謝礼等で、委託料430万9,000円は、田辺市農業教育振興基金の運用益と中山間地域活性化推進基金により実施しております、農業後継者育成事業と中山間地域活性化推進事業に係る基金運営委員会への委託料等であります。  負担金補助及び交付金のうち中山間地域等直接支払交付金2億2,206万8,000円は、生産条件が不利な急傾斜地等で耕作している集落に対して、集落の共同活動も含めた地域づくりを行い、地域活性化に資するなど、地域住民が積極的に活動できるための交付金であります。  118ぺージの紀州梅干しPR推進事業費補助金110万円は、紀州梅干しのブランド化と消費拡大を推進するためのPRに係る経費を補助するもので、営農飲雑用水電気代補助金239万7,000円は、芳養町大坊・団栗地区と、稲成町谷中・谷上地区への簡易水道維持管理費の一部であるポンプアップに係る電気代を補助するものであります。  田辺うめ対策協議会補助金2,000万円は、同協議会への補助金でありまして、梅生育不良の原因究明並びに対策の確立に係る調査・研究等に要する経費で、梅生育不良緊急対策事業費補助金4,535万5,000円は、被害地域を中心とした市内全域を対象に、生育不良対策として重症樹に改植更新を約15ヘクタール、軽症樹・健全樹には土壌改良資材等による樹勢回復対策を約50ヘクタール実施するものであります。  農業構造改善事業費3億2,970万6,000円のうち119ぺージの工事請負費9,000万円は、平成12年度から中芳養地区におきまして実施しております総延長840メートルの高速道路取付道の道路工事に係る費用であります。  工事明細は213ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料58ぺージをご参照願います。  負担金補助及び交付金のうち集出荷貯蔵施設整備事業費補助金2億3,413万7,000円は、紀南農業協同組合が中芳養地区において実施いたします梅選果場等の経費に係る補助であります。
     南紀用水事業費2億988万8,000円は、国営及び県営事業の推進に要する経費でありまして、負担金補助及び交付金のうち国営南紀用水事業費負担金1億9,936万2,000円は、南部川村及び南部町との3市町村協定に基づく国営事業である島ノ瀬ダム造成及び幹線水路工事の負担金であり、また国営造成施設管理費負担金962万7,000円は、島ノ瀬ダム等の維持管理に要する負担金であります。  林業費の林業振興費1,059万8,000円のうち120ぺージの委託料340万8,000円は、松くい虫被害防止のため、松の木に樹幹注入をするための経費で、原材料費150万円は、市単独事業によります林道の補修に係るものであります。  負担金補助及び交付金のうち、間伐実施事業費補助金48万円は、11年生から35年生の人工林の除間伐に係る補助金で、森林組合林業労働力確保対策事業費補助金272万9,000円は、西牟婁森林組合作業員の社会保険加入等、各種費用に対する補助金であります。緊急間伐木の国再生事業費補助金92万4,000円は、36年生から45年生の人工林の間伐に係る補助金であります。  山村振興費1,681万9,000円のうち委託料600万円は、上野地区で整備しております出船入船農園等の整備に係る経費で、負担金補助及び交付金のうち花き育苗施設整備事業費補助金953万6,000円は、紀南農業協同組合が秋津川地区において実施いたします花き育苗施設に係る経費の補助であります。  121ぺージの紀州備長炭記念公園管理費1,249万4,000円のうち賃金561万7,000円は、公園に設置しております紀州備長炭発見館の館長ほか3名の賃金で、需用費426万9,000円や、委託料190万2,000円は、公園の維持管理に係るものであります。  122ぺージの農業土木費、農業土木総務費2億4,383万4,000円は、職員の人件費のほか、委託料のうち500万円は、農業振興基本計画の作成に係る費用で、負担金補助及び交付金のうち県営事業負担金1億3,525万円は、三栖一丁田地区緊急畑地帯総合整備事業、上芳養東山地区農地開発事業の負担金であります。  県営事業の明細は218ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料66、67ぺージをご参照願います。  123ぺージの農業施設整備事業費6,000万円は、市単独事業として農道、水路等の農業用施設整備事業に要する費用であります。  ため池等整備事業費100万円は、秋津町大西口池の余水吐改良に係る工事費であり、工事明細は213ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料59ぺージをご参照願います。  土地改良施設維持管理適正化事業費2,336万3,000円でございますが、本事業は5カ年計画で事業費を拠出して、この間に工事施工する事業でありまして、工事請負費1,913万円は、下三栖地区蜆川水路改良工事及び稲成地区東江原用排水路改良工事に要する費用であります。  工事明細は213ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料60ぺージ、それから61ぺージをご参照願います。  負担金補助及び交付金366万3,000円は、上芳養地区小屋二谷池、中三栖地区下ノ岡用排水路及び上秋津地区園原用排水路等の各改良工事の拠出金であります。  農村活性化住環境整備事業費3億4,018万9,000円は、上野地区と長野地区で実施しています農業生産基盤を複合的に整備する事業でありまして、124ぺージの委託料100万円は、長野・上野地区のほ場整備に伴う測量設計費用で、工事請負費3億2,129万円は、上野地区でのほ場整備工事、営農飲雑用水施設整備工事、農村交流施設及びコミュニティ施設整備工事、長野地区でのほ場整備工事、集落道農道整備工事及び営農飲雑用水施設整備工事に係る費用であります。  工事明細は213ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料62ぺージ、63ぺージをご参照願います。  次のぺージの中山間地域総合整備事業費2億1,976万2,000円は、上芳養古屋谷地区におきまして、老朽した営農飲雑用水施設を改修し、集落内道路の改修等を行うことにより、地域の生活環境の改善を図る事業であります。  126ぺージの委託料160万円は、本事業の計画変更に係る費用で、工事請負費2億90万円は、営農飲雑用水施設整備工事及び集落道整備工事に係る費用であります。  工事明細は213ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料64ぺージをご参照願います。  団体営農道整備事業費8,564万5,000円は、平成12年度から芳養地区におきまして、総延長520メートルの高速道路取付道路として実施するものでありまして、工事請負費7,310万円は、道路工事に係る費用であります。  工事明細は214ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料65ぺージをご参照願います。  127ぺージの水産業費、水産業総務費1億2,511万9,000円は、職員の人件費のほか、次のぺージの負担金補助及び交付金のうち、県営事業負担金8,450万円は、田辺漁港の修築事業、海岸環境整備事業及び県単独局部改良事業の負担金であります。  県営事業の明細は218ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料の71ぺージをご参照願います。  積立金51万1,000円は、水産振興基金5,000万円の運用利息で、水産業の振興及び活性化事業を積極的に実施していくためのものであります。  水産増養殖事業費340万円のうち需用費136万円は、イセエビの放流事業に係る種苗代で、湊浦漁協で約100キログラム、田辺漁協で約70キログラムを放流いたします。  負担金補助及び交付金204万円は、放流育成事業に対する補助金であり、マダイ約6万尾ほかをそれぞれ中間育成し、田辺湾内に放流いたします。  129ぺージの水産振興費の負担金補助及び交付金153万1,000円は、漁業活性化推進事業費補助金による他の地域との交流、漁業に関する知識並びに技術の向上に係る経費と、海面環境保全事業により、沿岸漁業の生産力回復と海面環境保全のため、網にかかったごみ類を収集、適正処理を行う経費に係る補助金であります。  なお、漁業活性化推進事業費補助金の財源は、水産振興基金で活用実施いたしております。  漁港管理費619万3,000円は、市が管理する芳養、目良、内之浦漁港の維持、修繕、または小規模な改良に要する経費であり、委託料420万円は、近年のプレジャーボートの急増への対策や漁港内の秩序維持のため、漁協に係船利用料金徴収等の漁港施設管理を委託するものであります。  漁港建設費5億1,894万1,000円は、芳養漁港におきまして、漁港施設の基盤整備及び防災対策を目的として取り組む芳養漁港修築事業に要する費用でありまして、職員の人件費のほか、130ぺージの委託料1,650万円は、芳養漁港修築事業に係る事業計画、設計等業務の委託料で、工事請負費の4億7,609万円は、芳養漁港の上部工及び水門の工事費であります。  工事明細は214ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料の68ぺージをご参照願います。  沿岸漁業構造改善事業費1,555万4,000円は、内の浦漁港におきまして、漁港内におけるプレジャーボート対策を目的とした漁港漁村活性化対策事業に要する費用で、工事請負費1,000万円は、漁港の秩序ある利用を図るための係留施設の設置工事費で、負担金補助及び交付金552万円は、田辺漁港江川地区の荷さばき施設において使用される海水を殺菌処理することにより、水産物衛生管理の強化を目的とした田辺漁協による海水処理施設の設置に係る水産物流通高度化事業費補助金であります。  工事明細は214ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料の69ぺージをご参照願います。  漁業集落環境整備事業費3億6,026万7,000円は、芳養町松原地区の防災対策及び住環境整備事業を目的とした芳養漁港漁業集落環境整備事業に要する費用でありまして、職員の人件費のほか、131ぺージの委託料300万円は、家屋調査委託料で、工事請負費9,200万円は、用地取得の完了した一部路線の道路工事費と防火水槽の設置工事費であります。  公有財産購入費4,846万7,000円と補償補填及び賠償金1億9,673万3,000円は、集落道整備に係る用地購入費及び家屋移転補償費であります。  工事明細は214ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料の70ぺージをご参照願います。  132ぺージの商工費、商工総務費9,007万円は、職員の人件費であります。  商工振興費7,493万8,000円でございますが、報償費のうち20万円は、商工会議所、商工会及び市内の任意参加企業者とで組織しています、田辺市ベンチャー企業支援会議による、起業家発掘セミナー等の講師謝礼であります。また、160万円は、中小企業の振興を図るため、経営の近代化、合理化に積極的に取り組む意欲ある中小企業者、また不況の影響を受けている中小企業者に対しまして、経営コンサルタント等が診断指導を行うための商工業診断指導謝礼金でございます。  委託料95万円は、商工会議所と商工会との合同で実施いたします交通量調査及び消費者買物動向調査委託料でありまして、今回は、銀座商店街とアオイ通り商店街近代化事業の完成による効果等の資料となるものであります。  負担金補助及び交付金6,953万6,000円は、団体や協議会に対する補助金や、資金支援に係る補助金等でございます。団体や協議会に対します補助金といたしましては、商工会議所補助金225万円、牟婁商工会補助金90万円、商店街振興組合連合会補助金100万円が主なものであります。  中小企業の資金支援に係る補助金として、和歌山県中小企業経営安定資金融資制度等を利用した中小企業者に対し、その信用保証料の2分の1を補助する田辺市中小企業信用保証料補助金1,500万円、国民生活金融公庫の小企業等経営改善資金融資制度の利用に対し1.5パーセントの利子補給を行う田辺市小企業資金利子補給補助金1,800万円、田辺市小規模事業者等設備導入資金利子補給等補助金350万円が主なものであります。  事業費補助金としましては、駅前新通り商店街と弁慶町商店街の街路灯の新設事業に係る商業環境改善施設整備事業費補助金1,050万3,000円、田辺市商店街セットバック事業費補助金200万円、元気ある商店街づくり補助金460万円、地域振興と消費喚起を図るために、田辺市商業協同組合が実施いたしますプレミアム商品券事業に対する補助金320万円、ベンチャー企業が新技術や新商品開発に伴い、工業技術センター等へ委託する試験研究費用としてベンチャー企業支援事業費補助金100万円、テレコムわかやまがインターネットを通じ、情報面からの企業支援を行うワンストップ型産業支援システム維持管理費負担金250万円が主なものであります。  133ぺージの積立金64万円は、商工業振興基金の運用利息を積み立てるものでございます。  観光費3,515万1,000円のうち賃金881万8,000円は、ひき岩群ふるさと自然公園センターの嘱託員賃金及び管理人賃金、県立自然公園の清掃、草刈り等の作業員賃金、海水浴場賃金です。  次のぺージの需用費446万4,000円は、田辺ガイドマップの増刷、ひき岩群ふるさと自然公園センターをはじめとする施設等の光熱水費、観光施設の修繕料が主なものであります。  委託料のうち主なものは、県立自然公園内の便所清掃及びごみ収集委託料330万円で、使用料及び賃借料156万9,000円は、南紀田辺観光案内センターの土地借料などで、135ぺージの負担金補助及び交付金1,390万1,000円は、田辺市観光協会補助金及び第15回弁慶まつり、花火大会、太平洋田辺フィッシング大会等のイベントへの補助金、その他観光関係団体への負担金であります。  共同作業場管理費1,846万6,000円のうち積立金1,841万2,000円は、共同作業場の使用料及び同和対策基金の運用利息を積み立てるものです。  共同作業場整備事業費1億2,750万円は、昨年5月末に閉鎖いたしました芳養大型共同作業場の再開を図るべく、業種を靴加工業から梅干加工業に転換するための施設整備事業費でありまして、工事請負費1億2,500万円と施工監理委託料250万円であります。  工事明細は214ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料の72ぺージをご参照願います。  少しぺージが飛びますけれども、196ぺージをお願いいたします。  農林施設災害復旧費、現年度耕地災害復旧事業費1,000円は、科目設定をするものであります。  続きまして、特別会計の補足説明を申し上げます。  219ぺージをお願いいたします。  2定議案第24号 平成13年度田辺市の分譲宅地造成事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算、第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,280万円と定めるものでございます。  本事業は、上野地区と長野地区の住環境整備事業により、ほ場整備事業を行っておりますが、この中でそれぞれ約1割を非農用地として創出し、地域の後継者対策も含めて定住人口の拡大を目指すものであります。  内容につきましては、223ぺージの歳出でご説明いたします。  分譲宅地造成費、上野分譲宅地造成費、公有財産購入費2,280万円につきましては、ほ場整備事業で整備しました住宅用地の購入費であります。  なお、この歳出の財源につきましては、土地売却収入であります。  次に、農業集落排水事業特別会計に移らせていただきます。262ぺージでございます。  2定議案第29号 平成13年度田辺市の農業集落排水事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算、第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8億3,925万5,000円と定めるものでございます。  農業集落排水事業につきましては、計画地区数13地区のうち中芳養の平野地区をはじめ8地区は、現在供用中であり、長野、古屋谷地区は、引き続き事業を実施してまいります。また、今年度から新たに芳養地区での事業を開始してまいります。  内容につきましては、270ぺージの歳出でご説明いたします。  農業集落排水事業費の総務費2,545万6,000円のうち主なものは、職員の人件費であります。  施設維持管理費8,933万3,000円は、既に供用を開始しております8地区の農業集落排水施設の維持管理費です。  271ぺージの長野地区施設整備事業費4億475万9,000円のうち委託料63万円は、管路施設の用地測量に係る費用で、工事請負費3億9,440万円は、管路施設整備工事、処理場周辺整備及び高次処理施設工事に係る費用であります。  工事明細は278ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料104ぺージをご参照願います。  272ぺージの古屋谷地区施設整備事業費5,920万1,000円のうち委託料200万円は、本事業の計画変更及び管路施設の用地測量に係る費用で、工事請負費5,607万円は、管路施設整備工事と処理場周辺整備工事に係る費用であります。  工事明細は278ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料105ぺージをご参照願います。  芳養地区施設整備事業費6,840万円でございますが、今年度から事業実施するものでありまして、委託料6,665万円は、基本設計及び実施設計に係る費用であります。  公債費1億9,160万6,000円は、農業集落排水事業の起債に係る元利償還金であります。  これらの歳出の財源につきましては、267ぺージから269ぺージの分担金、県支出金及び市債等を充てることにいたしております。  以上で、経済部関係の補足説明を終わらせていただきます。  ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。             (経済部長 平本寿男君 降壇) ○議長(森 哲男君)    続いて、建設部長、高橋進一君。             (建設部長 高橋進一君 登壇) ○建設部長(高橋進一君)    それでは、建設部関係の議案並びに平成13年度の当初予算につきまして、ご説明申し上げます。  最初に、議案書をお願いします。  議案書130ぺージ、議案第18号 田辺都市計画事業に係る銀座地区土地区画整理事業施行規程及び田辺都市計画事業に係るアオイ地区土地区画整理事業施行規程の一部改正についてでございますが、これは政令の改正により、換地処分に伴い分割徴収することとなります清算金に付すべき利子の軽減を図るために改正するものであります。  続いて、議案書144ぺージをお願いします。  2定議案第36号 田辺市特別会計条例の一部改正についてでございますが、これは1月12日の臨時議会においてご審議いただきました文里港における港湾整備事業に伴う経理を特別会計を設けて行うために改正するものであります。  続きまして、建設部所管の平成13年度当初予算について、予算書に基づき説明させていただきます。  予算書の136ぺージから順にご説明申し上げます。  136ぺージの1項土木管理費、1目土木総務費9,534万3,000円につきましては、人件費のほか、光熱水費として市道街路灯の電気料等1,050万円、委託料のうち市道台帳の整備550万円、各種協会への負担金が主なものでございます。  次に、137ぺージからの道路橋梁費についてご説明申し上げます。  道路維持費7,000万円、138ぺージの道路舗装費4,330万円につきましては、市道の維持補修、舗装、街路樹の管理等に要する費用でございまして、今年度から道路維持費の中で、市道上に廃棄されております自転車、自動車などを処理する費用としまして、手数料10万円を計上してございます。  舗装工事の明細は、214ぺージをご参照お願いします。  なお、土木費関係の工事箇所は、別冊参考資料73ぺージから83ぺージに、地域ごとに掲載しておりますのでご覧願います。  続きまして、138ぺージの道路新設改良費1億4,947万3,000円は、地方特定道路事業の採択を受け、13年度から施工する内梅原田境線をはじめ市道8路線の改良に伴う費用でありまして、工事明細は、214ぺージ、215ぺージをご参照お願いします。  139ぺージの橋梁新設改良費1億6,734万2,000円は、地方道路整備臨時交付金事業の採択を受け、13年度から新たに着手する田辺大橋の改良に要する費用でありまして、工事明細は、215ぺージをご参照お願いします。  140ぺージの橋梁維持費4,300万円は、田辺駅の跨線橋の補修等に要する費用でございます。  同じく道路局部改良費4,830万円は、市道5路線の改良を予定しており、工事明細は、215ぺージをご参照お願いします。  道路橋梁費全体としましては5億2,141万5,000円で、昨年度よりも8,560万5,000円の減額となりましたが、先ほどから説明しました新規事業が増えながらも、北原線などの事業が終了したことなどによるものでございます。  続きまして、140ぺージからの3項交通対策費でありますが、建設部所管の141ぺージからの2目交通安全施設事業費2,100万円は、カーブミラー、ガードレール、交通標識等の交通安全施設の設置、維持、修繕に要する費用であります。  142ぺージの歩道新設事業費につきましては、今年度から上秋津万呂線の藤谷地区に歩道設置を行うため、9,009万1,000円を計上しており、工事明細は、215ぺージをご参照お願いします。  次に、143ぺージからの4項河川費について、ご説明申し上げます。  水路維持費5,620万円は、水路補修工事や小溝清掃に要する費用で、河川管理費1,910万5,000円につきましては、市内6カ所のポンプ場及び樋門等の維持管理に要する費用でございます。  144ぺージの水路新設改良費8,140万円につきましては、単独事業として、市内12カ所の水路改修に伴う費用で、工事明細は、215ぺージ、216ぺージをご参照お願いします。  次に、144ぺージからの5項港湾費につきましては、県営事業費負担金が確定しましてから、補正予算で対応させていただきます。  続きまして、145ぺージからの6項都市計画費について、ご説明申し上げます。
     まず、都市計画総務費2億4,427万5,000円につきましては、人件費のほか、都市計画事業推進に伴う各種協会への負担金、まちづくり整備基金と花とみどりの基金の積立金が主なものでございます。  147ぺージの街路事業費8億2,644万7,000円につきましては、国庫補助事業によりまして、引き続き目良線、扇ケ浜秋津線の整備に係る道路改良工事費、用地取得費及び家屋移転補償費と外環状線の整備に係る紀南工事事務所への工事負担金に要する費用でございます。  工事明細は216ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料84ぺージ、85ぺージをご参照お願いします。  148ぺージの都市下水路費1億960万5,000円につきましては、国庫補助事業によりまして実施します小泉ポンプ場の整備に係る工事請負費が主なものであります。  工事明細は216ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料86ぺージをご参照お願いします。  149ぺージの公園管理費1億391万5,000円につきましては、市内29カ所の公園の維持管理費用と小公園の整備費用で、そのうちの主なものは新庄総合公園、扇ケ浜公園の管理委託費用と一部直営管理を行うための費用であります。  工事明細は216ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料87ぺージから92ぺージをご参照お願いします。  150ぺージの新庄総合公園建設費1億3,187万4,000円につきましては、その多くは、引き続き公園整備を行うための工事請負費で、休息施設、修景施設等を計画しております。  工事明細は216ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料93ぺージをご参照お願いします。  151ぺージの銀座地区沿道区画整理型街路事業費1,172万9,000円につきましては、事業は12年度末で完了し、13年度は換地処分に伴う清算事務を行うための費用でございます。  同じくアオイ地区沿道区画整理型街路事業費2,979万円につきましては、銀座地区と同じ内容でございます。  152ぺージの海蔵寺地区沿道区画整理型街路事業費1,100万円につきましては、基本計画書及び事業計画書を作成するための費用であります。  152ぺージの高速道路整備関連事業費9,459万3,000円のうち委託料1,690万円につきましては、田辺西バイパスの整備促進に要する元町地区等での公図訂正委託料でございます。  工事請負費4,089万3,000円は、前年度からの継続となります芳養田川線道路改良工事費であり、残り延長220メートルを予定しております。  工事明細は216ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料94ぺージをご参照お願いします。  続いて、154ぺージからの7項住宅費について、ご説明申し上げます。  住宅管理費9,988万4,000円は、市営住宅の維持管理費用でありまして、改修工事として、流し台取替え、駐車場整備などを行います。  工事明細は217ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料95ぺージから97ぺージをご参照お願いします。  155ぺージの住環境整備事業費5億2,072万6,000円は、引き続き御所谷地区の住宅建設事業を行うもので、工事請負費のうち2億5,475万円は、議案第1号でご審議いただきました改良住宅建築工事請負契約の13年度分でございます。そのほかに、用地の取得、家屋移転補償費などを計上しております。  工事明細は217ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料98ぺージをご参照お願いします。  引き続きまして、279ぺージからの議案第30号 田辺市駐車場事業特別会計予算についてご説明申し上げます。  これは、駐車場運営のために設けた特別会計であり、13年度は、歳入歳出それぞれ1億2,238万5,000円を計上しております。内容といたしましては、JR紀伊田辺駅前第一及び第二駐車場の維持管理費用と用地購入に伴う市債の償還金であり、財源は、駐車場の使用料を充当してございます。  続きまして、286ぺージからの議案第31号 田辺市公共用地先行取得事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。  これは公共事業を執行するのに必要な土地を先行取得し、事業の推進に活用するために設けた特別会計であり、13年度は歳入歳出それぞれ9,331万円を計上してございます。現在の内容は、JR機関区跡地及び三栖口宿舎跡地の購入に伴う市債の償還金であり、財源は、一般会計からの繰入金を充当しております。  引き続きまして、326ぺージからの議案第37号 田辺市文里港整備事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。  これは冒頭で説明させていただきました特別会計でありまして、13年度は歳入歳出それぞれ4億200万円を計上しております。  歳出の中身としまして、331ぺージにありますように、護岸整備、しゅんせつ工事請負費3億6,170万円を中心としたものとなっており、財源は市債を充当しております。  工事明細は332ぺージを、工事箇所は、別冊参考資料106ぺージをご参照お願いします。  以上、建設部関係の議案及び新年度予算につきまして、補足説明をさせていただきました。  よろしくご審議賜り、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。             (建設部長 高橋進一君 降壇) ○議長(森 哲男君)    この場合、お諮りいたします。  ただいま補足説明の途中でありますが、本日の会議はこの辺にとどめ延会し、明3月3日及び4日の2日間は休会とし、3月5日午前10時から再開いたします。  これに異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(森 哲男君)    異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  なお、一般質問の通告につきましては、3月5日午後4時までに事務局へ提出願います。締め切り後、午後5時から抽選により質問順位を決定し、通知申し上げます。 延 会 ○議長(森 哲男君)    それでは、本日はこれをもって延会いたします。               (午後 3時41分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成13年3月2日                    議  長  森   哲 男                    議  員  芝 峰   進                    議  員  鈴 木 太 雄                    議  員  大久保 尚 洋...